9月 視覚障害者の皆さんと実地体験歩行をしました。
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【報告】
9月26日に、視覚障害者の外出をIT機器でサポートする「音のお出かけ地図」第一回の実証実験を行いました。
当日は、晴天に恵まれ、汗ばむ陽気。愛媛県松山市で10年近く活動している障害者サポート団体「街づくりサークルスクランブル」とニ寧坂付近の観光ルートを散策し、ユビキタス・ラジオ声ガイドが入ったPDAを持って実際に移動していただきました。参加者数は、「街づくりサークルスクランブル」関係者 (視覚障害者2名、車椅子利用者2名 + ほか7名)、京都ライトハウス関係者数名、SCCJスタッフ数名とNHKのカメラクルー数名と読売新聞の記者さんも交えて、多数の参加となりました。
反省点
・店舗情報が少なかったので、もう少し件数を増やすべき。
・店舗を羅列で案内する場合は、北側から南側への案内良いかもしれない。
・情報に、車いすの配慮をしていなかったので、段差などの注釈がなかった。
・データの精査がもう少し必要。
○良かったと思うこと
・PDAの操作が、初めての人にも容易なため良いと思った。
パソコン操作が分からない人にも良い。
○ほしいもの
・トイレの情報(これはどの情報よりも必須。)
・手引き、ヘルパーのための文字情報が必要。
・頭上、側溝注意階段がどこくらいくらい続くかの記述がほしい。
・段差の有無の情報
障害者にとっては、段差があるかどうか(車いすで行けるかどうか)が内容にあると、 車いすで利用する場合に、良いと思う。
・自分の位置情報
GPSなどで、自分の位置がわかると良い。
・携帯電話と組み合わせられたらよい。
等々、第1回目の実験としては、非常に多くの情報が得られて成功。特にトラブルもなく終了できました。
今回の実験は、関係者のみで行いましたが、10月、11月の実験は、一般参加していただけるようにしますので、ぜひご参加ください。(隅岡)
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