◆11月20日 第1回 京都研究会2000プレ研究会
とき :11月20日(月) 18:15〜20:00
会場 :「愛きもの株式会社」
京都市中京区小川通六角下る元本能寺町386
地下鉄四条駅22番出口を出て、烏丸通りを北へ。
3筋目(六角通り)を西(左)へ、5,6筋目が小川通(細い通り)を南(左に)。
2、3軒目の町家が(株)愛きもの。(株)錦仰工芸の前です。
電話 075-253-1611
講師 :國領 二郎:慶應義塾大学大学院経営管理研究科 教授
テーマ :「ネットワーク上の価値の創造」
費用 :京都研究会参加申し込みされた方は無料
■申し込み方法
TO : kyoto2000@sccj.com
□ 11月20日 参加する
氏名 [ ] 所属 [ ]
e-mail [ ]
10月17日
「家元の経済学:日本の伝統文化を支えるNPO組織を探る」
2000年10月17日(火) 午後6時半から午後8時半 (受付開始:午後6時)
参加費:SCCJ会員無料 学生無料 非会員2000円 定員30名
参加される方は、末尾の申し込みを事務局( ps014997@sps.ritsumei.ac.jp )まで返信お願いします。
場所: 啓明商事(株) http://www.joho-kyoto.or.jp/~keimei/
地図: http://www.lycos.co.jp/map/here.html?e1=135&e2=45&e3=42&e4=2&n1=34&n2=59&n3=53&n4=&u1=11&x=288&y=356
〒600−8423 京都市下京区烏丸通仏光寺西入釘隠町249番地
四条烏丸より、2筋下がると仏光寺通り、それを西へ徒歩1分
TEL 075−361−8251 (代表)
SCCJでは、循環型社会を考える多用なテーマで研究会を開催しております。
http://sccj.com/ecommunity/2000.html#M6
今回のテーマは「家元の経済学:日本の伝統文化を支えるNPO組織を探る」です。
邦楽や茶道など日本の伝統文化と呼ばれる分野においては、家元という独特の制度が、その継続と発展とを支えてきました。
家元は、歴史的にパトロンの庇護を受けた時期もありますが、今日では、特に華道などの生活文化系統の家元は、文化政策や企業メセナの対象とならずとも、非営利文化セクターとして自立した活動を続けています。
このような重要な文化の担い手であるNPO=家元は、どのような存在基盤を持ち、次世代に向けて発展していこうとしているのでしょうか。
従来家元制度は、その技術は口伝を中心としており、その文化創造プロセスすら外に知られる機会は多くありませんでした。
今回の研究会では、家元の経済と組織にせまるという、大胆な試みを企画しています。
今回は河島伸子さん(同志社大学)に家元制度の背景、経済的インパクトなどについて、解説していただき、未生流笹岡次期家元笹岡隆甫さんには、実体験に基づいた家元の生業、これからの展望などに関し、率直なお話をしていただきます。
未生流笹岡は、誰でも早く簡単に習得できるいけ方をマニュアル化し、オープンにしています。
デジタル流に言えば、デファクトスタンダードからオープンソースへ。オープンソース時代の家元制度に迫ります。
来年3月は京都室町界隈のアメニティを楽しく使いながら日本NPO学会第3回大会を開催します。そのスニークプレビューとして、本研究会にぜひご参加ください。
会場の町家は超高級呉服屋さん。商家のサロンでの研究会です。
略歴
河島伸子さん (同志社大学経済学部専任講師)
電通総研研究員、英国ウォーリック大学文化政策研究センターリサーチフェローを経て、1999年より同志社大学経済学部専任講師として、文化経済、文化政策論を教える。文化政策学博士(ウォーリック大学)。共著に「文化のパトロネージ」(洋泉社)、「企業の社会貢献」(日本経済新聞社)「NPOとは何か」(同)など。現在、イギリスにおける鑑賞者開発奨励策の効果について、フィールドワークに基づく分析を論文に執筆中。
河島伸子 http://www.doshisha.ac.jp/daigaku/onepur/no118/op/news02.html
河島伸子 http://www.doshisha.ac.jp/kyouiku/keizai/kyouin/
河島伸子 「文化政策」の考え方
http://www.asahi-net.or.jp/~wm9h-tktn/tusin/tus9711.htm
笹岡隆甫さん (華道未生流笹岡家元嗣)
1974年京都に生れる。京都大学大学院博士課程中退。
3歳より当代家元笹岡勲甫の指導を受け、次期家元としての修養を重ね、現在に至る。流外では、京都いけばな協会理事をつとめ、若手華道家として活躍。流内では、各種花展に出瓶すると共に、メキシコ、オーストリア、フランスなどでの海外活動にも参画。
(財)京都市芸術文化協会会員、京都府主催京都新世いけばな展実行委員、京都市・(財)京都市芸術文化協会主催hanaシリーズ実行委員、京都造形芸術大学通信教育部非常勤講師(建築史)、京都芸術デザイン専門学校非常勤教員(建築史)未生流笹岡ホームページ
http://www.zephyr.dti.ne.jp/~sasaoka/
参加される方は、以下を事務局( ps014997@sps.ritsumei.ac.jp )まで返信お願いします。
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お名前( ) 所属 ( ) SCCJ会員 Yes No
10月17日SCCJ エコミュニティ研究会
( )出席する
( )SCCJ一般広報メーリングリストへ入れて欲しい
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講師 山口 洋典 (大学コンソーシアム京都)
●地域通貨の定義
信用と信頼によって担保された自助を促進させる媒体。
国内通貨に代わってお互いの財やサービスを交換する。
●現在の地域通貨の数
世界に2000以上
●地域通貨の形態
大福帳、コイン、紙幣
※大福帳…−のストックを0に近づける。報告義務がある。
例)ピーナッツ(千葉)
●地域通貨の特徴
(1) 信用の創造
お金がお金をうまない。利子が利子をうまない。⇒利子をつかないようにする。負の利子がつく場合が多い。
負の利子:地域内での通貨流通の促進(地域経済活性化)
(例:月に5%ずつ額面が下がる)
(2) 地域での限定性
例:米国イサカ市では20マイル内のみ流通可能
●発行要因
(1) 不況時の失業対策(ex:世界恐慌)
⇒国民通貨の代用ではなく補完として
(2) 特定のコミュニティの創造と維持(再構築)
⇒コミュニティが【つながる、まとまる、ひろがる】
(3) シャドウワークの顕在化
⇒社会的弱者のためのオルタナティブ(もう一方の通貨)の導入
(暮らし方、生き方を考え直す、新しい暮らし方)
●効果:人が【つながる、まとまる、ひろがる】
シャドウワークの評価
売り手市場でなく買い手市場
目的・用途・地域の限定性⇒つながりができる
相互扶助システム⇒会員同士で財、サービスを自発的に取引をしあう。
●地域通貨と兌換性
・存続性のために兌換性を持たす。(広げるため)
・兌換性は必要か?
・ストック(場←人が集まる)
⇒利子がつく(円):利子がつかない(地域通貨)
使う場:稼ぐ場
2000年9月19日SCCJ秋一番 エコミュニティ研究会を9月19日(火)に行います
秋はさやかに見えねども、風の音にぞ忍びぬるかな。
朝晩少しは涼しくなり、秋の虫も鳴きだしました。
さて、SCCJ秋一番 エコミュニティ研究会を9月19日(火)に行います。地域通貨による、「人」「モノ」「情報」などの域内循環によってもたらされる循環型社会の構造について考えます。NPOデジタル情報化の知恵袋 山口洋典さん(財団法人大学コンソーシアム京都)をナビゲーター役に、お金の意味、価値に関し、理解を深めていきましょう。12月1日の京都研究会でも押さえておきたいポイントです。
日時:2000年9月19日 18:15-20:15
場所:デジタルスクールNeo
住所:京都市中京区蛸薬師通り西入ルヒライビル3F
参加費:SCCJ会員無料 非会員2000円 学生無料
申し込みは asano@sccj.com まで。
山口洋典さんから
今「地域通貨」がブームです。まちづくりの起爆剤、NPO活動の新しいフェーズ、無償ボランティアからの脱却、地域コミュニティの再構築…などなど。
数多くの文脈で「地域通貨」が語られています。とりわけ、加藤敏春さんの著作『エコマネー』(1998, 東洋経済新報社)は、NPO界隈の関係者のみならず、自治体職員・ビジネスパーソン等、多くの人々に「今」「ここ」の同時代性の中で指摘される諸課題の解決に向けて、白羽の矢が放たれたと言えるかもしれません。
とはいえ、地域通貨とは何か?歴史的・社会的・文化的な側面から整理されている方は少ないのではないでしょうか。
今回の研究会では、滋賀県草津市・アメリカ合衆国ニューヨーク州イサカ市の事例もひもときながら、地域で財やサービスの対価として支払われる媒体として機能する地域通貨について概括します。そして、その結果「人」「モノ」「情報」などの域内循環によってもたらされる循環型社会の構造について参加者のみなさんと深めていければ、と考えています。みなさんとディスカッションをしていく中で、何かが「はじまる」機会になればいいな、と思っています。よろしくお願いします
略歴
1975年静岡県出身。2000年3月、立命館大学大学院理工学研究科環境社会工学専攻博士前期課程修了。修士論文のテーマは「市民活動拠点施設における地域通貨導入による地域活性化に関する研究」。
現在、財団法人大学コンソーシアム京都にて大学院時代より関わっているNPOインターンシッププログラムを担当。
本多さん。また、家族の方々、いろいろとご配慮いただいた宇奈月町役場の熊野課長さん、福沢さん、そしてカキ、サザエを差し入れてくれた山岡さん等多く黒部の方々には、大変お世話になりありがとうございました。
本多さんの奥様にプレゼントしていただいた富山のCD-ROMをあしがかりに、紀行URLを作成してみました。
◆ミステリアスなサルの歓迎!
黒部インターを降り、最初に訪ねたのが「大原台、平和の像」。
宇奈月温泉、黒部川、日本海へ続く雄大な眺望とおサルさんの歓迎です。
このサルの出現が、実は、今回の旅の重要な意味をもっていました。
しかし、ここでは、そんなことには、まったく気づきもしませんでした。
http://www1.sphere.ne.jp/enraku/plan/unadukit.htm#E_Heiwa
◆黒部の絵画を収蔵しているセレネ美術館。 http://www2.nsknet.or.jp/~selene/
黒部峡谷を描いた作品 7人の作家展が開催されていました。
http://www2.nsknet.or.jp/~selene/muse/muse/gallery.html
平山郁夫の「猿飛峡」(上流)、「幻の瀧」、緑、土、白い水の流れ、生きています。大きなインパクトを受けました!
近寄ってみたとき、はなれてみたとき、それぞれに受ける印象が違うんです。
http://www2.nsknet.or.jp/~selene/muse/art/hira_pic.html
こうい黒部をモチーフとした感動的なコンテンツは常設展にして欲しいものだ。
黒部に行ったなら常にこれが見られる、多くの観光客にきてもらうという目的にすればいいのに、地元民にいろいろ見せる美術館というビジネスモデルをしょってしまってるような不可思議。地元民が誇れる美術館、黒部のことに徹した美術館というビジネスモデルに変えた方が楽しくていいと思う。
◆面影展望台 面影橋のたもにつくられ高さ30mから黒部川本流を、足元から真下に見下ろす(床が格子状の鉄板)ことができる。スペインの建築家エリック・ミラーレス氏の設計による展望台。
http://www1.sphere.ne.jp/enraku/plan/unadukit.htm#A_omokage
◆露天風呂でホット一休み 宇奈月温泉グリ−ンホテル喜泉
http://www.toyama-smenet.or.jp/~kisen/furo.html
◆愛本姫社に伝わる黒部川伝説・大蛇とお光 http://member.nifty.ne.jp/thirano/kurobe%20river7.htm
http://www.niikawa.or.jp/unazuki/tebiki/3704.html
http://www.yomiuri.co.jp/hokuriku/photo/image/maturi/maturi0622t.htm
愛本姫社の本尊は、渓斎英泉(えいせん)の作品でゴッホも真似たそうです。
英泉の絵は、ここの長老のおじいさん以前からあり、ここになぜあるかが、いまだに謎です。
http://www.city.odawara.kanagawa.jp/encycl/artist/eisen.html
http://www.sinfonia.or.jp/~beniya/ukiyoe/25.html
http://www.city.kitakyushu.jp/~k5200020/j/artist/keisai_e1.html
http://www.janitto.co.jp/HTML/JP/CKTOPJ.HTM
◆うなづき友学館(町歴史民俗資料館) 前田藩のとき初めて愛本刎橋が作られ、200年ほどの期間に8回も架けなおされたという。
対岸との間が狭く、それだけに黒部川の勢いが激しく橋脚の作れない橋なんです。
当時の1/2の模型が作られている。
http://www.micnet.ne.jp/unazuki/tebiki/3822.html
◆宇奈月麦酒館 ガットの貿易自由化対策として、行われた公共工事。へぇーという驚きです。これも公共工事なのかと。
しかし、ここの地ビールはうまい!
国を納得させビール館にするため、苦労されたそうですが、それを実現させた地元の自治体の方はいいセンスですね。
http://www2.nsknet.or.jp/~selene/beer/index.html
http://www.shokoren-toyama.or.jp/~unaduki/beer1.html
http://www.niikawa.or.jp/map/map02_3.html#03
宇奈月町中谷町長から、15リッターのビールの差し入れに感謝。
◆農村文化伝承館山本家 かつて葉たばこで栄えた豪農の家。
8畳〜24畳の部屋を一人一部屋でシェアしゆっくり寝られる広さ。
http://www.micnet.ne.jp/unazuki/tebiki/3829.html
驚くことに、一泊1050円で宿泊可能。ゼミにもってこいの場所です。
サルが歓迎してくれた神秘性について、福井さんの謎解きがいよいよ始まる!
富山は、京都の鬼門、申は守護人!
この謎解きの話は、誰かにお譲りします。
◆なないろKAN 朝市の会場。
http://www.town.asahi.toyama.jp/site/box/nanairo.html
◆ヒスイを求めて朝日町宮崎・境海岸へ http://www.town.asahi.toyama.jp/hisui/hisui.html
きれいな水、のんびりと海水浴。
ヒスイは、大波に洗われて浜の景色が変わる台風の後がねらい目。
ひょっとすると海岸に、りっぱなヒスイを見つけるかも。
◆かしま荘で「越中宮崎名物・たら汁」 女将さんのご好意で、風呂付き格安料金にしてもらいました。
http://www.tateyama.or.jp/~skypro/tarajiru.htm
ありがとう!黒部のみなさん。
これからも「私を富山へ連れってツアー」まだまだ続きます。