サイトマップ サイトポリシー
NPO法人日本サスティナブル・コミュニティ・センター
メインメニュー
カレンダー
前月2000年 10月翌月
1
2
2000年10月17日 「家元の経済学:日本の伝統文化を支えるNPO組織を探る」
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
ニュース ニュース  
予定 予定  
ログイン
ユーザ名:

パスワード:


パスワード紛失

新規登録
レポート : 報告 2000年9月19日 エコミュニティ研究会 〜地域通貨〜
掲載日時: 2000-9-19 15:11:00 (107297 アクセス)

講師 山口 洋典 (大学コンソーシアム京都)

●地域通貨の定義
信用と信頼によって担保された自助を促進させる媒体。
国内通貨に代わってお互いの財やサービスを交換する。

●現在の地域通貨の数
世界に2000以上

●地域通貨の形態
大福帳、コイン、紙幣
※大福帳…−のストックを0に近づける。報告義務がある。
例)ピーナッツ(千葉)

●地域通貨の特徴
(1) 信用の創造
お金がお金をうまない。利子が利子をうまない。⇒利子をつかないようにする。負の利子がつく場合が多い。
負の利子:地域内での通貨流通の促進(地域経済活性化)
(例:月に5%ずつ額面が下がる)
(2) 地域での限定性
例:米国イサカ市では20マイル内のみ流通可能

●発行要因
(1) 不況時の失業対策(ex:世界恐慌)
⇒国民通貨の代用ではなく補完として
(2) 特定のコミュニティの創造と維持(再構築)
⇒コミュニティが【つながる、まとまる、ひろがる】
(3) シャドウワークの顕在化
⇒社会的弱者のためのオルタナティブ(もう一方の通貨)の導入
 (暮らし方、生き方を考え直す、新しい暮らし方)

●効果:人が【つながる、まとまる、ひろがる】
シャドウワークの評価
売り手市場でなく買い手市場
目的・用途・地域の限定性⇒つながりができる
相互扶助システム⇒会員同士で財、サービスを自発的に取引をしあう。

●地域通貨と兌換性
・存続性のために兌換性を持たす。(広げるため)
・兌換性は必要か?
・ストック(場←人が集まる)
 ⇒利子がつく(円):利子がつかない(地域通貨)
 使う場:稼ぐ場

印刷用ページ このニュースを友達に送る
投稿された内容の著作権はコメントの投稿者に帰属します。
copyright (c) SCCJ 2004-2005 All rights reserved.