★デジタル情報革命とNPO
日本サスティナブル・コミュニティ・センター(SCCJapan)の目指すもの
日本サスティナブル・コミュニティ・センター
http://www.sccj.com
info@sccj.com
1999年5月7日 NPOフォーラムにて
★20世紀の常識
・
糸電話とバケツリレー
・視覚障害者=点字
・資源=石油(その昔は金)
★21世紀の風景
・産業革命の頃:広大な田畑にポツンと工場では、
・21世紀の風景は?
★地球温暖化
・楽しく環境問題について学べるページ
http://www.geic.or.jp/cop3/tikyu/solution/sol4/reg1/kk/index.html
・トヨタとGM、この巨人同士が自動車の環境対策技術で全面的な提携
1999年4月19日
http://www.toyota.co.jp/News/1999/Apr/nt99_057.html
★人口動態
・高齢化
図
人口動態を理解する基礎として、戦後の団塊の世代の誕生から始まった
25年周期の人口ウェーブを知る必要がある。
★人口総数と年齢構成(富山県では)
http://www2.nsknet.or.jp/%7Ehamamatu/butai/jinko/souskose/sokomain.html
図
年齢構成では、高齢化がさらに進んでいる一方、第二次団塊の世代が学齢期から出産期へと移動している。
65歳以上の高齢人口のウエートが高くなっていくが、団塊の世代が高齢期に入り終わる平成20年代後半で、30万人台で横這いとなる。
★江戸期社会の知恵に学ぶ
・江戸時代
高齢者がいきいきと、不安なく暮らせる社会を考える時に手本。老いの文化、老いを尊ぶ社会。老人には老人の社会における役割があり、隠居してから自分の真の人生が楽しめた。隣近所の爺さん婆さんたちが、悪ガキたちの面倒を見る社会。
・隠居
生活のための仕事、子育てを終え、できるだけ早く隠居して自分のことに打ち込む。武士でも40代半ばには家督を子に譲って隠居し、家督を継いだ子の後見役となる。
・40歳定年!(第2の社会の)
広重:60歳の頃に、彼の作品では最大枚数の版画「江戸名所百景」全118枚を制作
伊能忠敬:50歳で隠居し天文学を学び、71歳まで日本全国を歩いて測量し「大日本沿海輿地全図」を作成
松尾芭蕉:45歳から「おくのほそ道」
★インターネットの家庭への普及率
・米国:30〜40%
米国の家庭におけるパソコン普及率が1999年1月時点で遂に50%
調査会社 Odyssey社 MAR 22,1999
http://www.businesswire.com/webbox/bw.032299/190810201.htm
・日本:10〜20%
郵政省「平成10年度通信利用動向調査」(平成11年3月)
http://www.icr.co.jp/newsletter/trend/data/1999/d99002.html
★Market Penetration of Home Computers and
Related Products
(Percent of U.S. Households)
図
Business Wire's
http://www.businesswire.com/webbox/bw.032299/190810201.htm
★インターネットの利用状況
(日本)
図
出典:郵政省「平成10年度通信利用動向調査」(平成11年3月)
★インターネットへの接続の仕方
・インターネットで音声交換機は不要
どんな方法でも良いから、既にインターネットに接続されているコンピュータ(正確にはルータ)に接続すると良い。
★インターネットの利用料金
・米国
月額固定電話料金$20 + インターネット接続料金$20=5,000円のみ
(接続しっぱなし)
CATV、ADSLなどの選択肢が豊富
・日本
電話料金従量制課金 + インターネット接続料金 =?円
(いちいち接続)
★ADSL
・
既存の電話回線を用いて高速データ伝送:512kbps〜7Mbps
・
電話/ISDN交換機を通さないで、ルータに直接接続
インターネットは何を使って繋いでもいい、今は電話回線が一般的なだけ
コスト削減
電話料金がかからない
・米国は:既にサービス開始 1.5Mbps(秒間 10万文字) $50/月
・日本では:今年から試験開始 ?Kbps ?円/月
★今後のインターネット技術
・
現在の日本
電話:56Kbps (秒間 3,000文字)
ISDN:64/128Kbps(秒間 8,000文字)
・現在の米国
電話:56Kbps (秒間 3,000文字)
ADSL:1.5Mbps(秒間 10万文字)
CATV:10Mbps(秒間 60万文字)
FTTH:100Mbps(秒間 600万文字)Palo Alto市 既に試験 $数10/月
・将来
FTTH:1Gbps(秒間 600万文字)
★日米のECビジネス比較
http://www.icr.co.jp/newsletter/trend/series/1999/s99R001.html
・米国アメリカ・オンライン(AOL)は、98年11月26日から12月27日までの1ヶ月間に同社の約110のサイバー店舗で行われた オンライン・ショッピングの総額が推定12億ドル。
・ 米国のB to C ECビジネス
ECの市場規模は98年で80億〜100億ドルに拡大と推定。
成功ビジネスは、年商数千万ドル〜数億円のオーダーに成長。
また、米国の成功事例は日本の例に比べマーケティングを重視。マーケティングの充実度、サービスの密度では、日米の大きな格差がある。
・日本のB to C ECビジネス
ECの市場規模は97年で818億円と推計。
成功ビジネスは、年商数千万円〜数十億円レベルで日米格差は10倍以上。
ユーザーサイドに立ったマーケティングは不十分で、サービス内容は未成熟。
・米国では、インターネット・ユーザーの暮らしにECが浸透してきている。
米国のインターネット・ユーザー数は日本の約7倍
米国インターネット・ユーザーの約4割が40代以上
米国インターネット・ユーザーの8割弱がショッピングを経験
★データベース無料公開、専門家から市民への拡大
(岡部一明レポート)
・
U.S. Code 米国法典(http://law.house.gov/usc.htm)
・連邦規則法典 Code of Federal Regulations
・連邦報
Federal Register(http://www.GPO.GOV/su_docs/aces/aces140.html)
・企業情報のデータベース
EDGAR(http://www.sec.gov/edaux/)
・米国統計概要
Statistical Abstract of the United States
・競争入札情報
CBDnet(http://cbdnet.access.gpo.gov/)
・原発、エネルギー情報(http://www.nrc.gov/)
・TRI(Toxic Release Inventory) 有害物質廃棄総録(http://www.rtk.net/)
・メドライン(Medline)
などなど
・図書館でのインターネット提供
全体で60.4パーセントが館内の公共端末で一般市民にインターネット・アクセスを提供。
大都市図書館の30.3パーセントが館外からのモデム接続による(プロバイダー型の)インターネット接続提供。
★成長と効率をもたらす市場「グローバル競争」
・
米国企業のトップ
500社(1980年から1992年の間に)
http://www.billtotten.com/japanese/ow1/00268.html
資産:1兆1,800億ドルから2兆6,800億ドルに増加
従業員数:1,590万人から1,150万人に減少
★オープン・アーキテクチャ時代の社会システム
・
Linux
伽藍とバザール(The Cathedral and the Bazar)
http://red.glocom.ac.jp/~ikeda/fs/cathedral-j.html
Eric S. Raymond 著 山形浩生 YAMAGATA Hiroo 訳
・オープンソースムーブメント
協働の時代――オープンソースが予言する未来の社会システム
http://www.hotwired.co.jp/bitliteracy/interview/990413/body_01.html
対論:國領二郎《慶應義塾大学 Keio Business School 助教授》と
渡辺保史《ジャーナリスト》
★経営戦略としてのオープン・アークテクチャ
http://red.glocom.ac.jp/~ikeda/wp/kokuryo1.html
慶応義塾大学ビジネス・スクール
國領二郎
★本間語録(1999年第1回NPO学会より)
・NPO
新時代
価値の多様化 (誰にとっての公共性?)
相互依存と競争(公・民・NPO、NPO間)
アカウンタビリティ
精神の高邁性と癒し
★SCCJapan
・設立:1999年1月17日
・
NPO: New Powerful Opinion;
Networked Powerfull Organization;
New Personal Opportunity
・資本:知のネットワーク
・
目的:持続可能な循環自律型社会を目指して、新世紀をインキュベートする
・事業計画(1999年):
http://www.dsneo.co.jp/scc/99plan.html
★事業実績
・1999年5月8日
音声リーダーによる情報のバリアフリー 「視覚障害者 用インターネット講座」
http://www.dsneo.co.jp/scc/news/p1999_5_6.html
・1999年4月1日
在宅者のためのインターネットの出前 「デジタル・コミュニケータ出張コース」
http://www.dsneo.co.jp/scc/news/p1999.4.19.html
http://www.dsneo.co.jp/scc/asny.html