2003年5月19日『第3回Webアクセシビリティ入門講座』
掲載日時 2003-5-4 11:49:00 | トピック: お知らせ
| “見ばえ重視”から“分かりやすさ”へ 「みんなにつたえる――わかりやすいホームページ入門講座」 - Webアクセシビリティ入門講座 -
主催:財団法人大学コンソーシアム京都 企画・運営:特定非営利活動法人日本サスティナブル・コミュニティ・センター( SCCJ) 協力:社会福祉法人京都ライトハウス
◇インターネットにも、バリア(障害)があります。 新鮮な情報にあふれたインターネットの世界。実は、ここにもバリア(障害)が存在 します。これだと思うサイトにたどり着いても、自分の知りたい情報がなかなか探せ ない。文字の大きさや色のコントラストの問題で見にくい。別のサイトに行かない限 りなりつづける鐘の音。こんなことを経験したことがありませんか。障害・高齢に関 わらず、“だれもが使いやすい”ホームページの作成方法を学ぶのが、本講座の目的 です。
◇ウェブには、「見ばえ」と「聞きばえ」が不可欠です。 WEBアクセシビリティとは、だれもが不便なくウェブを閲覧できること。本講座では まず、この「アクセシビリティ」とは何かを学びます。たとえば、インターネットを 声で聞く“音声読み上げブラウザ”を使って、デジタル・デバイド(情報格差)の現 実を体験。そして、「見ばえ」と「聞きばえ」のギャップを学んだ後は、実践を通し て、適切なHTMLの使いかた・見出しやキャプションの立てかた、画像配置の方法など を学びます。
◇これからのウェブ・ビジネス、サービスにつながります。 見えにくい、見えない人のために見ばえを犠牲にするのではなく、見やすく、わかり やすいホームページの作成は実現可能なこと。ウェブ・アクセシビリティを知ること は、障害者や高齢者のためだけでなく、あなたと社会との接点を広げる機会につなが ります。ホームページのバリアとなる問題点を解消する技術を得て、これからのイン ターネット・ビジネス、教育、公共サービスについて考えていきましょう。
◇「Webアクセシビリティ」はこれからのホームページ作成において必要不可欠 米国の行政施策「リハビリテーション法第508条」によって「情報バリアフリー」の 必要性が明文化され、現在インターネットの世界標準化機構とも言える「W3C」が「 ウェブ・コンテンツ・アクセシビリティ・ガイドライン(WCAG1.0)」を整備してい ます。日本においても2002年度には総務省によって「J-WAS(http://was.jwas.gr.jp )」が定められました。今後JIS化も推し進められ、「アクセシビリティ(辿り着き やすさ)」や「ユーザビリティ(使いやすさ)」を考えなければならない時代が来て います。
◇最新の情報に基づいて講義をします。 既に私たちは2002年度に「WEBアクセシビリティ講座」を、産学民連携にて2回実施してきました。全国的に見ても先進事例となったその経験を活かし、講師陣が最新の情報に基づいて、WEBアクセシビリティの基礎からみなさんに説明をします。世の中の当たり前を変えていくあなたの関心に、講師陣は向き合っていきます。
●開催コース
(1)「みんなにつたえる――わかりやすいホームページ入門講座- Webアクセシビリ ティ入門講座 - <全6回:各回180分> 開催:昼コース(毎週月曜)=5月19日(月)〜 6月23日(月) 13:00〜16:15 夜コース(毎週金曜)=5月23日(金)〜 6月27日(金) 18:15〜21:30 受講対象者:ホームページ作成経験者(初級程度で可) 受講料:36,000円 定員:10名(最小催行人数3名)
(2)Webアクセシビリティ体験 <半日:4時間> 開催:随時(13時〜17時) 受講対象者:パソコン経験者、ホームページ作成経験の有無は不問 受講料:10,000円 定員:15名(最小催行人数8名)
○両コースの開催場所: デジタルスクールNeo (京都市中京区烏丸蛸薬師通西入ル ヒライビル3階/電話 075-256-5566)
●環 境
○使用OS:Windows meまたはWindows XP ○使用ソフト:IBMホームページビルダー7(予定) IBMホームページリーダー3.01 Internet Explore 6.0 Netscape Communicator 4.78 Opera 6.03
●コース内容
(1)「みんなにつたえる――わかりやすいホームページ入門講座」-Webアクセシビリ ティ入門講座- (全6回:各回180分)
1 ビルダーを使ったホームページ作成 180分 ・ビルダーを使って簡単なページを作成してみる ・HTMLの復習 2 アクセシビリティの概要 180分 ・アクセシビリティの概要説明 ・視覚障害者の方のお話 3 アクセシブルなページとは 180分 ・アクセシブルなページを作成する際の注意点について順序立てて説明確認方法は 、さまざまなブラウザでの表示確認や、ホームページリーダーでの読み上げ確認など
4 ホームページビルダーでアクセシブルなページ作成(1) 180分 ・既存のページ(または授業で作成したページ)をアクセシブルに修正してみる
5 ホームページビルダーでアクセシブルなページ作成(2) 180分 6 スタイルシートについて 180分 ・スタイルシートの記述
(2)Webアクセシビリティ体験コース(半日:4時間)
1.アクセシビリティの概要……なぜ情報を聞くことが重要なのか? 2.ホームページリーダーの体験……音声で情報を聞いてみよう 3.視覚障害者の方のお話……デジタル・デバイド(情報格差)の向こうへ 4.アクセシブルなページとは?…… “見ばえ”と“聞きばえ”
●お問い合わせ、受講申込 財団法人大学コンソーシアム京都 〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下る キャンパスプラザ京都 TEL 075-353-9100 FAX 075-353-9101 http://www.consortium.or.jp 担当:山口・武田 mailto:hironori@consortium.or.jp
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