〜医療用PHS端末・サービスの開発に着手〜医療現場に携わる医師・看護師などで構成するPHS研究会について

掲載日時 2008-5-21 14:20:00 | トピック: お知らせ

2008年5月21日
特定非営利活動法人 日本サスティナブル・コミュニティ・センター
株式会社ウィルコム



〜医療用PHS端末・サービスの開発に着手〜

医療現場に携わる医師・看護師などで構成するPHS研究会について




特定非営利活動法人 日本サスティナブル・コミュニティ・センターの健康・医療・福祉分野情報化プロジェクト「どこカル.ネット」と株式会社ウィルコム(東京都港区、代表取締役社長:喜久川 政樹 以下、ウィルコム)は、医療現場でのモバイル通信環境の充実を図り、医療サービスの向上に貢献するため、医療用PHS端末・サービスの開発を目的とし、医師・看護師また医療分野の有識者で構成されるPHS研究会を6月に共同で立ち上げます。

PHSは低電磁波という特長があり、精密な医療機器などへの影響が少ないことが評価され、現在、全国約4,000以上もの医療・福祉機関の通信手段として活用されています。
このような状況の中、医療機関の情報化をサポートする「どこカル.ネット」とウィルコムは、医療現場でさらに便利にPHSをご利用いただくことで、医療機関のコミュニケーションの円滑化、情報化を促進し、国民がより質の高い医療を受けられることを目的に、実際に医療現場に携わる医師・看護師また医療分野の有識者で構成するPHS研究会を立ち上げ、PHSの端末開発、ならびにサービス開発を実施してまいります。

【本研究会の特長】
■医療機関の情報化を目的とする「どこカル.ネット」が主体として立ち上げを行うことで、利用者の立場に立 
 ったPHS端末・サービスの開発を目的とします。
■医師や看護師など実際の利用者が主体となって検討を実施し、利用者の立場に立ったPHS端末・サービ
 スの開発をします。
■検討の結果は報告書としてまとめ、各医療機関に向けて広く提案していきます。


どこカル.ネットについて
 どこカル.ネットは、「自分や自分の大切な人々が、いつでも、どこでも、安心安全で質の高い健康・医療・福祉を受けることが出来る」ようにというモチベーションで、住民自らが医療機関の情報化を進めるプロジェクトです。どこカル.ネットは「ポケットカルテ」の開発とあわせて、住民がより良い医療を受けられる社会を目指して活動していきます。

ウィルコムについて
ウィルコムはWILLCOM SIM STYLEを採用し、無線通信技術をモジュールとして製品化しています。このため、PHSの製品開発の際にも無線部分の開発を省くことができ、開発コストの低廉化、開発期間の短縮化、少ロットからの開発が可能になります。ウィルコムはWILLCOM SIM STYLEの特長を生かし、研究会での検討結果を製品化することで、医療機関のICT化に積極的に取り組んでいきます。

【報道関係者 お問合せ先】
どこカル.ネット 小川 麻理 (075) 645 – 8401 (内線8989)
株式会社ウィルコム 総務部 広報グループ  (03) 5400 - 5709



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