SCCJエコミュニティ研究会・NPO研究フォーラム共催
http://www.sccj.com/
http://www.osipp.osaka-u.ac.jp/janpora/forum/forum.html
びわ湖ホール 上原恵美副館長とともに 文化と経済の循環サイクルを探る
2001年9月8日から
びわ湖を渡る風の音で秋の到来を感じる9月初旬。今回の研究会はびわ湖に舞台を移し、びわ湖ホールにおいて、「文化」、「経済」、「文化政策」に蜜月があるのか、上原恵美副館長から現場の声をお聞きします。上原さんの案内で、普段は見られないびわ湖ホールの舞台裏も見られます。「文化」を裏表から楽しめる研究会ですので、遠くからもぜひお越しください。
場所: びわ湖ホール 〒520-0806 滋賀県大津市打出浜15番1号
http://www.biwako-hall.or.jp/j/
http://www.biwako-hall.or.jp/j/access/index.html
参加費:SCCJ会員、NPO研究フォーラム会員無料 非会員1000円 学生無料
15:30 びわ湖ホール 上原恵美 副館長によるレクチャー、ホール見学
17:30 淡海ネットワークセンター見学
18:30 関西をこよなく愛する方々との懇親会
上原恵美 氏 略歴
宇都宮市生まれ。68年東大教養学部卒、労働省入省。78年滋賀県に転出、県立近代美術館館長、商工労働部長、政策監、びわ湖ホール開設準備局長を経て現職。
日経ネット関西版 http://www.nikkei.co.jp/kansai/wind/507.html
芸術アートエクスプレス http://www1e.mesh.ne.jp/plazanet/kou/g1-8.pdf
ご質問、お問い合わせ SCCJ浅野まで asano@sccj.com
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申し込み sanka@sccj.com もしくは 075-257-3778
氏名 所属団体
電話 ファックス 電子メール
□ SCCJ会員 もしくは NPO研究フォーラム会員 無料
□ 学生 無料
□ 非会員 (1000円会場で徴収いたします。)
□ 交流会に参加する (3000円程度実費払い)
テーマ :ネット上での協業、会社運営とは 『Y's STAFF』に学ぶ
スピーカー :『Y's Staff』代表 田澤由利
場所 :愛きもの・SCCJの館 京都市中京区小川通六角下る元本能寺町386
日時 :2001年7月13日 18:15-20:15
費用 :SCCJ会員無料 非会員1000円 学生無料
有限会社 ワイズスタッフ(通称 Y's STAFF)の実績は、1998年度 1000万円(半期)、1999年度 5600万円、2000年度9600万円。
インターネットコンテンツの企画/作成、記事/書籍の企画/執筆、メールマガジン/ニュースの編集等を行うネット上の会社で、結婚、子育て、介護など、余儀ない理由で社会と離れざるを得なかった契約スタッフ40名を抱えています。一見どこにでもあるようなSOHO型の会社ですが、どこに他社と一線を画すところがあるのでしょうか。今回は『Y's Staff』代表田澤由利さんに、「能力のある人が、その能力を在宅で発揮できる」しくみをお話していただきます。社会的弱者と言われている人たちも視野に入れた情報化による「ゆるやかな雇用の創出」、「地域活性化」に関して議論を深めていきたいと思います。
『Y's STAFF』について
『Y's STAFF』は、ネットワーク上で仕事をするプロ集団です。
しかし、単に仕事を仲介したり、作業を分担するのではありません。その仕事に最適なメンバーがプロジェクトを組み、ネットワーク上で論議しあい、協力し合い、1つの仕事をみんなでこなしていきます。これは、「チームSOHO」というコンセプトに基づく、新しいワークスタイルです。
http://www.ysstaff.co.jp/main/soho/index.htm
Y's Staff
http://www.ysstaff.co.jp/main/
田澤由利
http://www.ysstaff.co.jp/main/recruit/sa_hito2.htm
2001年度 情報システムII−Eコマースとビジネス革新http://www.kbs.keio.ac.jp/kokuryolab/class/info2/2001/
テーマ :「環境、経済、社会倫理を評価する 宝酒造の事例から」
スピーカー :吉田 陽(よしだ あきら) 宝酒造 環境部長
場所 :宝酒造(株)11階 京都市下京区四条通烏丸東ル
日時 :2001年6月26日 18:15-20:15
費用 :SCCJ会員無料 非会員1000円徴収
ライフスタイルや価値の多様性に伴い、市場競争力だけではなく社会的利便性の最大化を行う企業企業が歓迎されており、財務内容だけではなく、社会貢献度も重要視される時代にきています。今回は、環境と社会貢献を考慮した緑字決算(りょくじけっさん)を出している宝酒造を事例とし、緑字報告書を最初から作り上げてきた吉田陽氏(宝酒造環境部長)とともに、これからの企業活動のあり方を考えます。
ごあいさつ (緑字決算報告書より一部抜粋 http://www.takara.co.jp/green/index.htm)
企業の価値とはその活動を通じて利益を生み出す経済主体としての価値があります。しかし企業という存在が消費者や社会から支持を得て持続的に発展するには、経済的価値のみでなく、文化的な価値を有する存在である事が必要です。単に高収益を上げるだけでなく、企業風土や人財、その企業の社会との関わり方などトータルの企業のありようがユーザーだけでなく広く社会の各層から理解され支持される存在でなければなりません。またそのことが企業の経済的価値にもつながるわけです。
企業価値の向上の視点として「お客様の視点」「人間尊重の視点」「自然・社会との調和の視点」を重要な経営姿勢とし、具体的な戦略として5つの進化を実践してまいります。5つの進化とは「業績の進化」「事業の進化」「経営の進化」「風土、人財の進化」そして「社会・環境行動の進化」であります。環境活動も単に社会的責任としての活動としてではなく、企業価値を構成する重要な活動として改めて位置づけ、より積極的な環境活動の展開を宣言しました。
事前学習資料
宝酒造 http://www.takara.co.jp
┗会社情報 http://www.takara.co.jp/company.htm
┣会社案内 http://www.takara.co.jp/company/index.htm
┃ ┗TE―100概要 http://www.takara.co.jp/news/2000/04-06/00-i-004.htm
┗緑字決算報告書 http://www.takara.co.jp/green/index.htm
HPはなんでもありの大道芸。
こいつが生きてけた方が世の中楽しいと思ったら帽子に小銭をほうり込む。
拍手する。
通りすがりのネットワークだ。
そうやって、なにげなくエネルギーをまわしていきましょ。
------投げ銭システム賛同者Kさんより
テーマ :オンラインコミュニティでのファイナンス 「互恵、互酬」の投げ銭システムを考える
スピーカー :松本功
場所 :愛きもの(株)京都市中京区小川通六角下る元本能寺町
日時 :5月18日 18:20-20:20
費用 :SCCJ会員無料 非会員1000円 学生無料
ひつじ書房松本功さんをお招きして、顧客主導の価格設定を可能にする投げ銭システムを一緒に考えます。ネット上での「投げ銭」は、「消費者主導の価格設定」、「新しい寄付文化の創造」、「コミュニティ」、「情報リテラシー」、「著作権」、「金融決裁の課題」など情報化による社会的インパクトを考える上で、最も分かりやすい事例です。また、音楽業界と並び著作権本山の出版業界の将来性や方向性も、「投げ銭」を通じて考えていきます。
松本功氏略歴
松本功
早稲田大学第一文学部卒業。
1990年 国文学の専門出版社おうふうを経て、ひつじ書房、創業。
1995年 学術出版社としてはじめて、自力でHPを作る。
1997年 書評のホームページスタート、知のフィールドワークHPスタート。
1998年 投げ銭の活動開始。
1999年 『ルネッサンスパブリッシャー宣言』刊行。言語学出版社フォーラム開始。
2000年 市民コンピュータコミュニケーション研究会(JCAFE)理事就任。書協(日本書籍出版協会)データベース委員会幹事、著作権出版権委員会幹事就任。
ひつじ書房
http://www.hituzi.co.jp/isao/
投げ銭HP
http://www.nagesen.gr.jp/
日本自然保護協会が投げ銭システムを導入。
http://www.nagesen.gr.jp/pres20001229.html
エコ村ネットワーク代表の仁連先生(滋賀県立大学)と京大の内藤先生をお招きして、4月5日エコミュニティ研究会を開催します。
テーマ :「環境と調和した持続可能なコミュニティは創れるか」
スピーカー :内藤正明 教授(京都大学大学院環境地球工学研究科) 仁連孝昭 教授(滋賀県立大学環境計画学科)
場所 :京都ウィングス (財)京都市女性協会 2階セミナールームB (京都市中京区東洞院六角下ル 御射山町262 京都市女性総合センター)
日時 :4月5日(木) 18:15-20:45
費用 :SCCJ会員 無料 非会員 1000円徴収
SCCJのオフィスは室町の真ん中、小川通り六角にあります。その近くの三条商店街には今も、造り酒屋や豆腐屋さんが軒を並べています。
お酒屋さんでのお話
昔は、おとうふ屋さんから出るおからと同じで、米のとぎ汁の沈殿物は養豚農家にもらってもらい、米袋は何回も使っていたとのこと。
大きな酒造会社と違い、米を冷凍保存しておらず、毎年の米の出来悪しで、酒の味も微妙に違い、それだけが今も昔も変わらないところ。現在は、米のとぎ汁やおからも産業廃棄物扱いなので、有料で廃棄しなければならない。昔は喜んで持っていってもらったものが、今は環境に負荷がかかるお荷物となる世界。
普通の人が普通に暮らしていけるコミュニティとは
コミュニティの環境に焦点を当てて、今回のテーマは「環境と調和した持続可能なコミュニティは創れるか」。大きなテーマですが、身の丈で分かる「環境と経済」について考えてみたいと思います。京都大学内藤先生には、環境調和型社会について大きな視点からご説明いただき、滋賀県立大学仁連先生には体と心で体験する「エコ村」ワークショップをしていただきます。桃源郷ではなく、普通の人が元気に生きられる環境調和型コミュニティ「室町」を一緒に考えてみませんか。「農村」と「都市」に再度蜜月が訪れるのか。内藤先生と仁連先生の「環境」に関する智恵の激突も楽しみな研究会です。
スピーカー
内藤正明 教授(京都大学大学院環境地球工学研究科)
http://www.kiess.org/naito-j/naitopro.html
京都大学工学部卒業。京都大学工学部助教授、国立公害研究所、国立環境研究所を経て、1995年から現職。2000年特定非営利法人循環共生社会システム研究所設立。
http://www.kiess.org/j/index.html
仁連孝昭 教授 (滋賀県立大学環境計画学科)
http://www.ses.usp.ac.jp/ses/keikaku/niren.html
京都大学卒業。広島大学総合科学部助手、日本福祉大学経済学部助教授を経て、現職。専門分野は環境経済学。2000年エコ村ネットワーク(NPO)を設立。
info@eco-mura.net