●日本NPO学会 第5回年次大会開催
年次大会概要
http://www.osipp.osaka-u.ac.jp/janpora/meeting/meeting5.htm
3月14日〜16日まで、
帝塚山大学(奈良市)で開催されます。
●SCCJ的ハイライト
◆3月15日(土曜日)◆10:45〜12:15
B3(パネル)NPOと情報化:ITバブルを超えて
<モデレーター 上杉志朗(松山大学・SCCJ会員)>
伊吹英子・坂本世津夫・高木治夫←
・松山大学にみあこネットが飛び火する。
◆3月16日(日曜日)◆9:00〜10:30
E5(パネル)
「情報化時代のNPOと企業との相互関係 コミュニティ・アライアンス」
<モデレーター> 浅野令子 (SCCJ事務局長)
<スピーカー>
新川達郎 (SCCJ副代表理事/同志社大学大学院総合政策科学研究科教授)
佐々木裕一 (NTTデータ経営研究所チーフコンサルタント)
相原玲ニ (NPO法人中国・四国インターネット協議会(CSI) 副理事長兼運営委員長
/広島大学情報メディア教育研究センター 教授)
町田洋次 (SCCJ顧問/ソフト化経済センター 理事長代理)
NPOがよくいう「NPOと企業とのパートナーシップ」とネットコミュニティ系の
「(Linux型)NPO・企業コミュニティ・アライアンス」。この二つはともにNPOと
企業の関係を整理しようとするものですが、文脈を共有していない面があります。
そこで、このパネルでは互いに使っている言葉やダイナミズムを整理し、
新たな社会システム構築の可能性に関して、発展型の問題提起でおさめたいと
思っています。
アクセスホットラインサービス実証評価事業
「携帯テレビ付端末を利用しての歩行ガイド支援の可能性を探る」
第2回目 『外国人観光客に対するガイド支援実験』
2002年12月1日 13:30-17:30
みあこネット(京都街中公衆無線インターネット)プロジェクトでは、現在利用者は無料で時間を気にせず24時間使えます。この環境を利用し、通信料金を気にしながらの善意のサービスだけでなく、広く商業ベースとして高齢者、障害者、観光客、在日外国人のための新サービスの開発を視野に入れ、このサービスを『アクセスホットラインサービス』と名づけ、大きく展開していきたいと考えています。
11月2日(土)は視覚障害者の為の街中ガイドサービスに焦点を当て、長谷川貞夫さん(テレサポート代表、社会福祉法人日本点字図書館評議員)をお招きして、ミニレクチャー、アイマスク歩行体験、既存技術体験評価を行いました。
今回は、外国人観光客に対する観光遠隔ガイドサービス実験です。FOMAやインターネット遠隔会議システムを利用し、英語とスペイン語の語学サポータ(視覚障害者)が外国人観光客の買物や食事、観光案内補助などを行います。
障害者や高齢者の為のより良い福祉サービス、観光付加価値サービスに興味のある方、新規事業立ち上げをお考えの方など多角的な観点から、ぜひご参加ください。
●実施日時、場所
2002年12月1日(日)13:30-17:30
研修会、遠隔ガイドサービスコールセンター実験: 〜視覚障害者の雇用創出となるか!〜
デジタルスクールNeo (中京区蛸薬師通烏丸西入ルヒライビル3F)
http://www.dsneo.co.jp/image/netinmap.gif
観光遠隔ガイドを受ける場所:
三条烏丸新風館、姉小路界隈のみあこネットエリア
http://www.miako.net/images/miako_map_v5.3.png
●実施概要 (13:30-17:30)
アクセスホットラインサービスの意義や使用機材の説明後、グループに分かれて、観光遠隔ガイド実験を行います。これにもとづき、研修会会場で評価結果発表、意見交換、次回までの課題の洗い出しを行います。遠隔ガイド実験はFOMAやインターネット遠隔会議システムを使用し、ガイドされる側、ガイドする側の様子を、関係者にインターネット中継し、フィードバックをいただきます。
☆観光ガイド実験 ストーリー
・登場人物は、観光客(スペイン語と英語)、通訳者(視覚障害者)、サポーター(晴眼ボラン ティア)。各3名の合計6名。それと観客大勢。
・海外観光客が京都の街中を観光し、必要なシーンで「アクセスホットラインサービス」(遠隔 ガイド)通訳を受ける。
・場面は、食事、買物、観光案内などを織り交ぜる。
・送られてくる映像は晴眼ボランティアが通訳者にサポートする。
●アクセスホットラインサービスとは
希望する人が携帯端末で画像や音声情報を、ホットラインサービスオフィスへ送り、スタッフが対応します。海外スタッフを配せば24時間体制でサービスが提供できる。視覚障害者、障害者、高齢者、観光客、在日外国人など、京都にいれば、どこにいても24時間、必要なときに直ちに遠隔で画像と音声でサポートを受けることが可能となります。
例えば以下のようなサービスが考えられます。
・視覚障害者→街中、仕事場、家庭などで、「目」の24H遠隔サポート
音声ガイド事業としての新しいサービスの創出と雇用需要の発生
・観光客→ガイドサポート(道案内、文化歴史の解説、緊急対応)
これない家族や友達に景色を送る、安否確認
海外観光客、国内の多言語滞在者への翻訳
・高齢者→ボイスによるコミュニケーションを引き金として人が動き集まる交流の活発化
●事業内容:試作品を元に、視覚障害者、高齢者に実際に利用してもらい、
1)障害者、高齢者サービス
2)観光振興
3)産業振興
の視点から実証評価をおこない、実用化の可能性を調査します。
●使用機材
FOMA
慶應義塾大学ビジネススクール遠隔授業用会議システム
EMONシステム他
【参加費用】
・研修会 無料
・交流会 3,000円程度
【講師紹介及び関連URL】
◎古村 隆明氏 ( (財)京都高度技術研究所研究員)
http://www.lab1.kuis.kyoto-u.ac.jp/members/emon/
◎高橋一夫氏 (京都ライトハウス鳥居寮指導員)
http://web.kyoto-inet.or.jp/org/kyoto-lh/
◎通訳要員
・スペイン語:前田真理さん(全盲)
通訳のプロ、但し、3年ほど現場から離れている
・英語 :芝田幸子さん(全盲)
半年前に10年間のNewYork暮らしから戻ってきた
●12月1日参加
http://www.sccj.com/cgi/ecommunity/form.html もしくは
ファックス 075-257-3778
●今後の予定
第3回目
1月下旬 みあこ環境の観光ルートを散策し、歩行ガイド実証評価 (高台寺界隈)
●今後の展開
既存技術、新しい技術の組み合わせで、ガイド支援サービスの可能性を引き続き考えていきます。
●協力
ドコモエンジニアリング北陸(株)
國領二郎:慶應義塾大学大学院経営管理研究科教授
(株)テレコンサービス
【お問い合わせ】
特定非営利活動法人 日本サスティナブル・コミュニティセンター(SCCJ)
604-8244 京都市中京区小川通下る元本能寺376
E-mail info@sccj.com
TEL 075-257-3777 FAX 075-257-3778
社会をいきいきと演出するなら SCCJ http://www.sccj.com
京都をライブ感覚で楽しむなら みあこネット http://www.sccj.com/miako
2002年11月19日(火) 19:00-21:00
京都研究会直前研究会『みあこネット実現に向けての課題と解決策』
場所: 竜馬通商店街 竜馬館2F (京都市伏見区塩屋町239-1)
http://www.joho-kyoto.or.jp/~ryoma/#
SCCJでは過去3回、情報、ベンチャー、NPOをキーワードに「くにづくり」に関して議論してまいりました。また毎年のテーマに関して理解を深めようと、慶応大学國領二郎教授、安延申スタンフォード日本センター研究部門所長(2001年11月現在)などをお招きし、直前研究会も開催いたしました。
今年は、今年9月『京様式経営――モジュール化戦略「ネットワーク外部性」活用の革新モデル』を出版された京都大学経済学部末松千尋助教授をお招きして、『みあこネット実現に向けての課題と解決策』というテーマでお話いただきます。
市場規模の小さい京都では商業サービスを待っていては、情報化の波に乗り遅れることから、公衆無線インターネット網を京都の街中に張り巡らそうと今年1月「みあこネット」プロジェクトを立ち上げ、NPOが広げる情報基盤インフラ整備事業として全国的に注目されるまでになりました。
しかし「みあこネット」プロジェクトの展開に関しては不明な点も多く、活動はこれからが本番ともいえます。
今回の研究会ではみあこネットの直面する課題と解決策に関して、末松教授に鋭くご指摘いただき、12月6日開催の京都研究会の布石とします。
京都研究会に参加希望の方を、この「京都研究会直前研究会」に無料ご招待いたします。11月19日当日18:00からは「みあこネット第2次基地局オーナー募集説明会」を開催します。これにもふるってご参加ください。
【スピーカー】
末松千尋助教授 (京都大学大学院経済学研究科)
専門:事業創成/ITビジネス/IT戦略)
http://www.econ.kyoto-u.ac.jp/profile/suematsu.html
http://www.kyoto-keizai.co.jp/search/view.phtml?report_no=285
1956年生まれ。79年東京工業大学卒業。84年スタンフォード大学大学院経営工学科修了。85年よりマッキンゼー・アンド・カンパニー。88年より独立。国内外の大手大企業からベンチャーまで、ITをキーワードにした全社組織変革・戦略構築コンサルティング活動に従事。95-2000年慶応義塾大学ビジネススクール講師兼任。2001年より現職。
主な著書に『インターネットは金融をどう変えるか』、『ネットワーク型ベンチャー経営論』(共著)、『JAVA革命』(共著)、『CALSの世界』、『オープンシステム入門(正・続)』(以上ダイヤモンド社)、『実践・情報システム革新』(日本経済新聞社)、『コンピュータの経営価値』(訳)など多数。
『京様式経営――モジュール化戦略 「ネットワーク外部性」活用の革新モデル』
2002年9月出版 (日本経済新聞社)
http://www.nikkei.co.jp/pub/newbooks02-08/31008/31008.html
●直前研究会参考URL
http://sccj.com/cgi/ecommunity/eco2001.cgi?MODE=VIEW&NO=1003979256
http://sccj.com/cgi/ecommunity/eco2001.cgi?MODE=VIEW&NO=993623802
http://sccj.com/cgi/ecommunity/eco2001.cgi?MODE=REP&NO=993623995
●京都研究会参考URL
『情報革命の衝撃:台頭する21世紀型ベンチャーとNPO』
http://www.sccj.com/kk/1999/index.html
『ネットワーク上の価値の創造ポストIT革命のビジネスモデルを求めて:NPO、ベンチャー、そして智のネットワーク』
http://www.sccj.com/kk/2000/kyoto2000_1.html
『コミュニティベースのIPネットワークによる智の産業集積と雇用の創出』
http://www.sccj.com/kk/2001/
ご質問、お問い合わせ SCCJ隅岡まで sumioka@sccj.com
申し込み http://www.sccj.com/cgi/ecommunity/form.html
もしくは ファックス 075-257-3778
氏名 所属団体
電話 ファックス 電子メール
□ 京都研究会参加希望者 無料
□ SCCJ会員 無料
□ 非会員 (2000円会場で徴収いたします。)
□ 学生 無料
□ 交流会に参加する (3000円程度実費払い)
●第4回京都研究会は12月6日!
http://www.sccj.com/kk/2002/
『公衆無線インターネットで広げる京都のしつらえ空間 − 新産業創造を目指して』
★京都研究会 講演者によるトークと名刺交換会 参加定員150名
会場:月桂冠 昭和蔵 (京都市伏見区)
スピーカー (敬称略)
ご挨拶 今井賢一 (スタンフォード日本センター理事)
スピーカー
中村伊知哉 (スタンフォード日本センター研究部門所長)
辰巳 治之 (札幌医科大学・医学部教授)
藤川賢治 (京都大学大学院情報学研究科知能情報応用論分野助手)
高木治夫 (SCCJ代表理事)
池田信夫 (経済産業研究所上席研究員)
佐々木裕一 ((株)NTTデータ経営研究所チーフコンサルタント)
國領二郎 (慶應義塾大学大学院経営管理研究科教授)
コーディネータ
新川達郎 (同志社大学大学院総合政策科学研究科教授)
今川拓郎 (大阪大学大学院国際公共政策研究科助教授)
★夜塾 智の価値創造 ミニトークと分科会 19:30〜
場所: ホテル秀峰閣 (京都市東山区五条) 参加人数に限りがあります。
アクセスホットラインサービス実証評価事業
『携帯テレビ付端末を利用しての歩行ガイド支援の可能性を探る』
第一回目 2002年11月2日(土)
視覚障害者がカメラで自動販売機を映し、電話でつながっている晴眼者が、どんな飲み物が並んでいるかを説明し、視覚障害者は選びたい飲み物のボタンの位置を晴眼者の説明を受け確認し、自分でボタンを押し飲み物が買うことができます。遠隔で障害物や車に対する注意、道先案内等ができれば、ガイドヘルパーの助けなしにいつでも好きな時に視覚障害者が外出できます。現在、このような視覚障害者の為のコミュニケーションマシンとしての携帯電話を利用して歩行ガイド支援実験が行われています。
みあこネット(京都街中公衆無線インターネット)プロジェクトでは、現在利用者は無料で時間を気にせず24時間使えます。この環境を利用し、通信料金を気にしながらの善意のサービスだけでなく、広く商業ベースとして高齢者、障害者、観光客、在日外国人のための新サービスの開発を視野に入れ、このサービスを『アクセスホットラインサービス』と名づけ、大きく展開していきたいと考えています。
そこで、11月2日(土)は視覚障害者の為の街中ガイドサービスに焦点を当て、長谷川貞夫さん(テレサポート代表)をお招きして、ミニレクチャー、アイマスク歩行体験、既存技術体験評価を行います。障害者や高齢者の為のより良い福祉サービスに興味のある方、新規事業立ち上げをお考えの方など多角的な観点から、ぜひご参加ください。
●アクセスホットラインサービスとは
希望する人が携帯端末で画像や音声情報を、ホットラインサービスオフィスへ送り、スタッフが対応します。海外スタッフを配せば24時間体制でサービスが提供できる。視覚障害者、障害者、高齢者、観光客、在日外国人など、京都にいれば、どこにいても24時間、必要なときに直ちに遠隔で画像と音声でサポートを受けることが可能となります。
例えば以下のようなサービスが考えられます。
・視覚障害者→街中、仕事場、家庭などで、「目」の24H遠隔サポート
音声ガイド事業としての新しいサービスの創出と雇用需要の発生
・観光客→ガイドサポート(道案内、文化歴史の解説、緊急対応)
これない家族や友達に景色を送る、安否確認
海外観光客、国内の多言語滞在者への翻訳
・高齢者→ボイスによるコミュニケーションを引き金として人が動き集まる交流の活発化
●事業内容:試作品を元に、視覚障害者、高齢者に実際に利用してもらい、
1)障害者、高齢者サービス
2)観光振興
3)産業振興
の視点から実証評価をおこない、実用化の可能性を調査します。
●実施日程及び内容
第1回目 研修会、アイマスク歩行体験、既存技術体験評価
11月2日(土) 研修会13:30〜17:30、交流会 17:30〜
場所:God Mountain Internet Café (研修会、交流会とも)
(京都市中京区中之町新京極通四条上ル 電話・ファックス:075-213-7880)
●当日スケジュール
13:30 研修会
『視覚障害者に対するアクセスホットラインサービスのよりよい次元を目指して』
・長谷川貞夫氏(テレサポート代表、社会福祉法人日本点字図書館 評議員
元筑波大学付属盲学校教員)
・雷坂浩之氏(テレサポートNET事務局長、筑波大学付属盲学校教員)
*長谷川氏によるFOMAを使用した歩行実験事例発表と既存技術に関して意見交換を行い
ます。
15:00 新京極界隈でアイマスク歩行体験と既存技術体験評価
京都ライトハウスの高橋一夫さんの指導により、アイマスク歩行と実際のガイドヘルプ体験 をします。
また、EMONシステムを開発された(財)京都高度技術研究所研究員古村隆明さんに、
EMONシステムのデモをしていただき、FOMAとEMONシステムを使いながら歩行ガイドがどのくらいできるか基礎データを収集します。
16:45 研修会会場で評価結果発表、意見交換、次回までの課題の洗い出し
17:00 終了
17:30 交流会
【参加費用】
・研修会 無料
・交流会 3,000円程度
【講師紹介及び関連URL】
◎長谷川貞夫氏(テレサポート代表、社会福祉法人日本点字図書館 評議員
元筑波大学付属盲学校教員)
・テレビ携帯電話視覚障害者支援NET http://www5d.biglobe.ne.jp/~sptnet/
・2001年12月15日 コミュニケーションマシンとしての携帯電話の利用実態を報告
TRONイネーブルウェアシンポジウム2002“TEPS2002”
http://k-tai.ascii24.com/k-tai/news/2001/12/15/print/632120.html
・3次元立体映像を手でつかむ視覚障害者のためのバーチャルリアリティ
http://tron.um.u-tokyo.ac.jp/TRON/EnableWare/TronWare/enableware/47.html
・FOMAでの遠隔支援と同種研究
(アクセスホットラインサービスのリンク張ってもらっています。
http://raiban.infoseek.livedoor.com/page014.html
◎雷坂浩之氏(テレサポートNET事務局長、筑波大学付属盲学校教員)
・ロービジョン児童・生徒の拡大視読教材作成方法の研究
http://business1.plala.or.jp/fund2001/present/theme/0606.html
◎古村 隆明氏 ( (財)京都高度技術研究所研究員)
http://www.lab1.kuis.kyoto-u.ac.jp/members/emon/
◎高橋一夫氏 (京都ライトハウス鳥居寮指導員)
http://web.kyoto-inet.or.jp/org/kyoto-lh/
●11月2日 申込
http://www.sccj.com/cgi/ecommunity/form.html もしくは
ファックス 075-257-3778
●今後の予定
第2回目 11月下旬
ガイドマニュアルに沿った実証評価 (京都ライトハウス)
第3回目 1月下旬
みあこ環境の観光ルートを散策し、歩行ガイド実証評価 (高台寺界隈)
【お問い合わせ】
特定非営利活動法人 日本サスティナブル・コミュニティセンター(SCCJ)
604-8244 京都市中京区小川通下る元本能寺376
E-mail info@sccj.com
TEL 075-257-3777 FAX 075-257-3778
社会をいきいきと演出するなら SCCJ http://www.sccj.com
京都をライブ感覚で楽しむなら みあこネット http://www.sccj.com/miako
SCCJエコミュニティ研究会
『みあこ物語 京都の観光とまちづくり』
2002年9月3日(火) 18:30-20:30 (受付18:15より)
参加費 SCCJ・みあこ会員 無料、非会員2,000円
場所:(財)京都市景観・まちづくりセンター
場所:〒604-0846 京都市中京区両替町通押小路下る金吹町452元龍池小学校内1階
http://web.kyoto-inet.or.jp/org/kyoto-ws/menu/gaiyou.html
21世紀は「民族大遊動」の時代であり、観光は21世紀最大の産業と予測されています。
世界観光機関(WTO)の予測によると、世界の観光客は1995年の5億6,000万人から、2010年には10億人に倍増。1993年の統計で、世界の軍事産業が7,500億ドルの規模であるのに対して、観光産業は3兆6,000億ドルにのぼっています。これに対応するべくニューヨーク市が観光宣伝費に15億円を投入しているのに対して、東京都はコンベンション・ビジターズ・ビューローに2億円しか投入していません。国際会議の開催都市では、パリ、ウィーン、ロンドンと続き、東京がやっと24位、京都に至っては56位です。
年間約4.4百万人が海外から訪れる一方、在住外国人人口は年々増え続け、1999年末時点で155万人を超えました。70年代までは、在日韓国・朝鮮人が在日外国人社会の8割前後を占めていましたが、今では3割台になった「ニューカマー」と呼ばれる新たな来訪者が増え、国籍も多様化しています。日本で働く外国人はニューカマーだけでも推計で約67万人。全労働力人口の100人に1人に相当します。
国際化の波の中で、京都観光のキラーコンテンツや付加価値サービスはどんなものが考えられるのでしょうか。国内や海外からの旅行者が、安心して訪問できる地域としての京都の価値をどうすれば高めることが出来るのでしょうか。また、言葉や慣習の問題を解決できるどんなサービスが、今後の新しい観光やまちづくりの目玉になるのでしょうか。
そこで、今回は京都府立大学の宗田好史先生に「京都観光の課題と可能性」に関してお話いただき、参加者の皆様とみあこネット環境(公衆無線インターネット)を利用した京都観光、まちづくりに関し意見交換をしたいと思っています。
今回は、まちづくりの拠点(財)京都市景観・まちづくりセンターのご好意で、センターを研究会の為使わせていただきます。
【スピーカープロフィール】
宗田好史(むねた よしふみ)京都府立大学人間環境学部環境デザイン学科助教授
http://web.kyoto-inet.or.jp/org/gakugei/mokuroku/book/ISBN4-7615-3083-9.htm
1982年 法政大学工学部建築学科卒業
1986年 イタリア国立学術会議(CNR)地中海地域経済研究所研究員
1988年 国連地域開発センター研究員
1993年より、京都府立大学助教授
1998年より、東京国立文化財研究所客員研究員
専門:都市・地域計画
共著に『南イタリアの集落―生き続ける石の住まい』(学芸出版社、1989年)、『海外の地方分権事情―地域と自治体』(自治体研究社、1995年)、『イタリアの地方自治制度―ローマ市の事例を中心に』(東京都議会事務局調査部、1998年)、『地域共生のまちづくり』(学芸出版社、1998年)、『既成市街地の再構築と都市計画』(ぎょうせい、1999年)、『まちづくりの科学』(鹿島出版会、1999年)がある。
イタリアの都市デザインと商業調整
http://web.kyoto-inet.or.jp/org/gakugei/judi/semina/s0004/index.htm
みあこネット
http://www.miako.net/
●ご質問、お問い合わせ SCCJ 隅岡まで sumioka@sccj.com
申し込み http://www.sccj.com/cgi/ecommunity/form.html もしくは
ファックス 075-257-3778
氏名 所属団体
電話 ファックス 電子メール
* SCCJ会員登録希望 ( http://www.sccj.com/kaiin.html) を参照してください。)