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掲載日時: 2000-5-23 15:02:00 (101945 アクセス)

2000年6月8日(木)18:00から
◆◇◆社会LCA(Life Cycle Assessment)の可能性について◆◇◆
●場所:デジタルスクールNeo
http://www.dsneo.co.jp/netinkyoto/image/netinmap.jpg


●【申込み・問い合わせ】SCCJ asano@sccj.com または電話075-257-3777 申込みフォームは、最後にあります。

環境に対するコストはどこまで、事業コストに含めるべきなのか。資源や資材の調達、製造、流通、廃棄までのプロセスすべてに、環境の観点をいれ、コストを計算する場合のリアルプライスは一体いくらにすべきなのか。それを如何に環境会計に反映させるのか等、真剣に考えていかなければいけない時代です。

今回は立命館大学政策科学部モンテ・カセム教授とLCA研究会の方々をお招きして、 Life Cycle Assessmentについて研究会を開催します。

●日時:2000年6月8日(木) 午後6時〜8時まで その後懇親会(3000円程度)
●場所:デジタル・スクールNeo (京都市中京区蛸薬師通烏丸西入ル ヒライビル3F)
●参加費:SCCJ会員無料、学生無料、非会員2,000円


LCA研究会代表  中村篤さんから
ISO14000'sの規格として様々な企業がLCAを取り入れ、環境問題に対するアプローチをしてきているわけですが、現在のところ、社会的に広く普及した概念として定着しておらず、また、LCAの運用が難しく、コストや時間・人員がかかるためになかなか取っ掛かりがつきにくいのが事実です。そこで、今回のセミナーでは、LCAという概念の特徴を踏まえた上で今後、どういった方向性でLCAを運用・展開していけばビジネス戦略に組み込めるのか、をある事例紹介と学生の視点からお話します。「身近なところから大きなビジネスに・・・チャンスはそこにある!」

LCA研究会とは
当研究会は、1997年6月に立命館大学政策科学部モンテ・カセム研究室LCA研究会として発足。LCAの「積み上げ法」を実験的に導入して、独自のLCA評価法を確立することを目標に掲げています。現在は、毎週の勉強会でLCAを取り巻く分野を体系的にまとめ、今後の調査にたいする理解を深めています。その他にも、国連大学との共同プログラムを展開中。

LCAについてのホームページ
http://www.ner.co.jp/green-web/index.htm
環境関連の総合情報サイト
http://www.ecology.or.jp
LCAについての情報が豊富なホームページです。
http://www.jemai.or.jp/lca/default.htm
産業環境管理協会のLCAプロジェクトに関するホームページ


●参加される方のみ・A HREF=mailto:Aasano@sccj.com>Aasano@sccj.comまでメールをお願いします。
* **********************************
6月8日の研究会に参加する (はい)
名前:
所属
メール番号
電話


掲載日時: 2000-4-23 15:01:00 (107045 アクセス)

■ 結論:
明治初期の京都ではNPOの組織・活動が法の整備よりも先に行われていたという事例がある。「制度より先に活動ありき」という現象は、現代の感覚から見てもものすごいことである(例えば1998年に成立したNPO法および実際の非営利活動を考えてみればよい)。当時の京都は町衆による「民の力」が相当成熟しており、それから100年以上の後の現代に生きる我々が学ぶべきものは多い。

◇明治政府の学校令制定よりも3年早く、京都では私立(地域立)の小学校(4年制)が計64校(上京下京に各32校)設立された。そこでは学区会議員による自主的な運営が行われていた。
・江戸後期、藩主のいない京都や大阪には商家を中心に町衆を基盤にした「心学塾」が定着していた。亀岡出身の心学者石田梅岩の流れを汲む「石門心学」がその精神の底に流れている。「石門心学」は石田梅岩の弟子である手島洪庵の明倫社などで伝授され、京都の心学塾へとたどり着く。藩校では「武士道」が教育されたのに対し、心学塾では「商道」が教育された。そこでは多くの商人やその子弟が学んだ。


・明治維新の際、明治政府は四民平等という理念をその統治システムに持ち込んだが、「万人が平等」という理念に立脚した明確な教育理念というものを用意しているわけではなかった。京都の町衆のすごいところは、京都で発祥・熟成された石門心学にもとづく教育理念を中央政府の布いた制度に先駆けて実践していただけでない。京都は明治以降の教育理念そのものを作り上げたのである。


・ 当時の京都の小学校運営については現代のNPOの精神が脈々と流れている。
例)一種の財団のような方法で資金を稼ぐ。(「資金利殖ノ会社ヲ創立シ…」初音尋常小学校)

◇各商家の家訓の例
・ 下村家:「先義・後利」
…大儀を持って商いをせよ。利についてはその後で考えよ。
・ 高島屋飯田:「商品の良否はすべからく客に告げ、一点の虚偽あるべからず」
…今日のInformed Concent の概念
       「商品の価格は適正にし、両者の利を計るべし」
  …物を買った者、売った者両者とも利を得なければならない。
・ 石田梅岩:「女中衆の受講は羽織を着するに及ばず」(ジェンダーフリー)
…心学塾では女性の受講を奨励していた。

◇番組小学校 「百年の計の教育事業」
・ 京都の将来を子弟の教育に懸け、「金ある者は金を、物ある者は物を」拠出しあって生まれた「百年の計の教育事業」
・ 学区会議員によって、校区によって自主性豊かな特徴あるスタイルで運営されていた。

◇◇新明治政府には教育の基本理念なかった。
・全国に二宮金次郎の銅像
・農村 中江藤樹:庶民の実践哲学

◇民衆の力の低下は戦後
・「バブル期、20年しか持たないような建売住宅のローンを融資するような金融機関はけしからん!」

◇京都の他の先駆的な例
・高瀬川、西高瀬川 PFI方式
・祇園祭の山鉾巡行 町衆の祭り


掲載日時: 2000-4-23 15:00:00 (110338 アクセス)

1.日本のNPOについて
NPOのあるべき精神:制度のまえに組織・活動ありき日本のNPO実際は純粋に民間ではない。官庁の許可、監督を受けている。
∴日本のNPOは制度の桎梏にとらわれている。大原美術館は許可外のことをやっている。規模の小さいNPOではできない。

2.地方のパワーについて
◇日本の地方には歴史の面影残っている
地方には固有の歴史がある吉備:吉備彦 吉備平定のために派遣された司令官古墳の全長350m 吉備の王様はそれだけの力あった! …今から30年前までの解釈しかし造り山古墳(米子 壁画:白鳳時代)の方が古墳を造った時期早かった。現在は地方それぞれの歴史を見直している時期。


◇倉敷はどうか?
・かつて天領であった。
∴大名がいない。警察力がない。代官所の代官は善政をしないとやってゆけない(Build-in Stabilizer)備前岡山 池田藩姫路本家 善政
・13ファミリー 地主資本が支配税金安い。商人が流れ込む。
・天領デモクラシー



◇京都はどうか?
・地方のチャンピオンになれる
地方のチャンピオンになってほしい。東京覇権主義に唯一対抗できる。
・大阪ミニ覇権主義やっている。地方のチャンピオンにはなれない。
・京都は文化だけでなく、総合評価でも大阪よりも位は上!(cf. 伏見に銀座ある)



◇地方主権の時代
・来るべき明治維新に備え、地方独自の経済、社会システムをつくっていたよって明治維新(中央集権化)で全てはなくならなかった!
・首都は過去に2度歴史を捨てた。by梅棹忠夫
1回目:明治維新 幕藩体制の否定 歴史を捨て去る
2回目:第2次世界大戦
しかし地方では歴史・文化は脈々と生き続けている。地方は今こそ怒らなければいけない。
・地方こそが日本再生のカギを握っている。文化の蓄積地方にあり。

3.大原孫三郎と美術館
◇大原孫三郎
・大原美術館を始め様々な施設を設立。始めは福利厚生施設からスタート
倉敷病院
倉敷労働科学研究所
大原美術館
大原社会問題研究所
大原農業研研究所

・人を信頼したらとことん信じ込んでお金を貸す画家児島虎次郎に欧州で絵を買わせる
最初の絵:台形アマン・ジャンの絵日本人のまなざしで絵を選ぶ。1枚だけ他人が選んだ絵がある。 モネ:睡蓮の絵


◇美術館
・美術館:国威発揚のための手段 例)ナポレオン 略奪美術館
・アメリカの美術館
例)MOMA 新館建設計画中展示の仕方が革命的新たなロマンを模索中 例)ポールゲッティ美術館

・それに比べて日本の美術館は… 特に公立美術館はひどい!地方議会をなんとかすべき美術館の予算作成にも県議会の認可が必要。


4.まとめ
・新たなNPOだけでなく既存のNPO(財団法人 社団法人)も同様に真剣に考えなければならない。
・純粋なNPOパワーを引き出すには政府の許可を廃さねばいかないそのためにも民間NPOはlegitimacyが必要。きちんとしたガバナンスの体制をつくるべき。モラールコンシャスのある経営をすべき。
・地方分権ではない。地方主権を目指せ!


掲載日時: 2000-4-8 14:58:00 (87704 アクセス)

2000年4月23日(日)14:00から
◆◇◆社会インフラ整備にみる民の活力◆◇◆
●企画趣旨
PFI(Private Financial Initiative)が今話題になっています。それは、既に江戸時代に京都の角倉家の河川開削工事として実践されています。また、明治政府の学校令に先立つこと3年、1868年京都市内で一斉に、地域住民の中から土地や資金を拠出し合って64校の小学校が造られました。京都では、民の活力と自治意識の高さで社会インフラ整備がなされてきたといっても過言ではありません。また、各地でも、民主導で、まちづくりは行われてきました。そこで、歴史的なタイムスパンの中で民の活力を再発見し、21世紀へつなげるヒントを得ることを目的に、この研究会を開催します。

会場となる「茂庵」は、大正時代吉田山山頂に一個人により築かれた森を含む広大な敷地の茶苑です。神楽岡(吉田山)の上、アーティストが数多く住む路地の石段を登りつめたところに有ります。町の雑踏が嘘のような山庭をお楽しみください。

日頃のbusyモードをリラックスモードに切り替えて、歩きやすい靴で、研究会が始まる前、ぜひ散策の時間をお取りください。昼下がりから夕刻へ、時の変化を楽しみながらの研究会です。夕刻肌寒くなるかも知れませんので、カーディガンなどの用意も忘れずに。

京都資料例
http://www.asahi-net.or.jp/~kn9a-myby/kentiku3/gakkou/meirin2.html
http://member.nifty.ne.jp/chuta/31139.htm
http://www.hi-ho.ne.jp/kyoto/takasegawa.html
http://www.joho-kyoto.or.jp/mediastation/hito/index.html
大原家関連及び倉敷市資料例
http://oohara.mt.tama.hosei.ac.jp/nk/clmnindx.htm
http://www.infocr.co.jp/hometown/kurashik/hito.html
http://member.nifty.ne.jp/popnpoll/Discours/ohhara_info.htm
http://www.lucksnet.or.jp/renkeijiku/sankai/boka01.htm
http://www.kawasaki-m.ac.jp/mw/sub/class/bacha/gai/ohara.html
http://www.infocr.co.jp/hometown/kurashik/midoko.html

●日時:4月23日(日) 午後2時から4時半
●会場:京都・神楽岡 「茂庵」 京都市左京区吉田神楽岡町8(吉田山山頂) 
      ■茂庵への行き方   http://member.nifty.ne.jp/nishi/artmkt/access.html
(吉田山山頂 吉田神社ではありませんのでお間違えのないように。)
京都市左京区吉田神楽岡町8   TEL/FAX: 075-761-2100 
●スピーカー
玉川雄司氏 (きょうとNPOセンター常務理事、京都シルバリング代表幹事)
1953年から1989年まで、医療法人京都南病院勤務、事務局長を経て副理事長。現在同病院顧問。1992年より社会福祉法人健光園理事長、(社団法人)京都ボランティ協会常務理事、特定非営利法人きょうとNPOセンター常務理事、京都シルバリング代表等、ボランティア・NPO活動を積極的に展開している。著書に、「遠くない定年近くない老後」(ミネルバ書房)、「新時代が求める医療人の心得」(日本医療企画)、「病医院の防災対策」他、多数。現在京都の民の力に関して、執筆中。

大原謙一郎氏 (大原美術館理事長、倉敷芸術科学大学客員教授)
東京大学経済学部卒業、エール大学大学院経済学部博士課程修了、倉敷レイヨン(現クラレ)入社、福社長を経て、1990−1998年、中国銀行副頭取。1991年より財団法人大原美術館理事長を経て現在にいたる。大原美術館の他、財団法人倉敷中央病院、財団法人倉敷考古館、財団法人大原奨農会等理事長として数多くの非営利法人の経営に携わっている。

●進行
14:00  開会の辞、スピーカー紹介
14:10  玉川氏 「民の力は京都発」
15:10  大原氏 「民の力 倉敷の場合」(仮題)
16:10  質疑応答
16:30  終了
終了後、懇親会(2000円〜3000円程度自己負担)
●参加費
SCCJ会員 1500円 非会員 3,000円 学生無料
●参加定員 30名
●申込み: asano@sccj.com まで


掲載日時: 2000-3-15 14:58:00 (112559 アクセス)

「営業新時代を拓くナレッジ・マネジメント」と題し、経営コンサルタントの太田秀一氏によるCRM講座が、15日デジタルスクールNeoで開かれた。

太田氏によるとe-businessには、コスト削減のための「守りの情報化」と売上拡大のための「攻めの情報化」があり、今回の講座内容となったCRM(Customer Relationship Management)は後者に関係する。CRMの核となるのは、マーケティング、セールス、サービスの3部門がどれだけ「相互連携」でき、「個別対応」できているかである。両者のうち太田氏が重視しているのは「相互連携」(integration)だ。これがしっかりしていないと部門間の矛盾やすれ違いを招き、結果として顧客の信用を失い、利益が上がらないということになる。具体的な対応策として、3部門がそれぞれ日誌をHPで公開し、情報の共有化を図るということなどが挙げられた。

またCRMの主要論点として、CR(Customer Results)=「顧客成果」の解説があった。CS(Customer Satisfaction)=「顧客満足」については以前から述べられていたが、CRMはそれだけでなく「顧客成果」にまで視野を広げた、CRM=CS+CR というものを目指している。例えば、ある顧客がパーティードレスを買いそのドレスに満足しているといういことはCSの段階だが、その顧客が実際にそのドレスをパーティーに着て行き、ドレスのおかげで目立ち友人が増えたという「結果」が出ることがCRである。そのためには、ドレスと共にアクセサリーも販売するなどの工夫が必要である。これからの経営はこのCRまで考慮に入れたものにしていかなければならないという。

そしてCRMを実現するには顧客の「選定・獲得・維持・育成」が必要で、これには上記の「個別対応」が有効となり、その手段としてコンピュータを駆使すべきだということだ。コンピュータのソフト選びも重要となる。今まではデータ・分析など「定量」的な情報に頼ってきたが、実際に共有したい情報は「定性」的なものが大半で、それを汲み取ることのできるソフトが必要となる。言うなれば「言語密着型」のソフトであり、単語のみの検索だけでなく、同義語・連想検索、文章による文章検索ができるものが良いそうだ。

このCRMが出現した背景として、日本でもKM(Knowledge management)が盛り上がりを見せているということがある。KMによる大きな経済効果が「数字」で出ていると言われているためであろう。しかしKMは総論的なものであり、成果を生むのは「総論ではなく各論」ということで、その各論となるCRMが注目を集めだしている。CRMはこれからの経営には必然的なものになってくるということだ。

会場には会社帰りといった人が多かったが中には学生も参加しており、時々相づちをうちながら皆熱心に聴き入っていた。休憩時間には太田氏に質問する姿も見られ、CRMに対する関心の高さが窺われた。


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