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お知らせ : 2000年9月19日 SCCJ秋一番 エコミュニティ研究会を9月19日(火)に行います
掲載日時: 2000-9-4 15:09:00 (86095 アクセス)

2000年9月19日SCCJ秋一番 エコミュニティ研究会を9月19日(火)に行います

秋はさやかに見えねども、風の音にぞ忍びぬるかな。
朝晩少しは涼しくなり、秋の虫も鳴きだしました。

さて、SCCJ秋一番 エコミュニティ研究会を9月19日(火)に行います。地域通貨による、「人」「モノ」「情報」などの域内循環によってもたらされる循環型社会の構造について考えます。NPOデジタル情報化の知恵袋 山口洋典さん(財団法人大学コンソーシアム京都)をナビゲーター役に、お金の意味、価値に関し、理解を深めていきましょう。12月1日の京都研究会でも押さえておきたいポイントです。

日時:2000年9月19日 18:15-20:15
場所:デジタルスクールNeo
住所:京都市中京区蛸薬師通り西入ルヒライビル3F
参加費:SCCJ会員無料 非会員2000円 学生無料
申し込みは asano@sccj.com まで。

山口洋典さんから
 今「地域通貨」がブームです。まちづくりの起爆剤、NPO活動の新しいフェーズ、無償ボランティアからの脱却、地域コミュニティの再構築…などなど。
数多くの文脈で「地域通貨」が語られています。とりわけ、加藤敏春さんの著作『エコマネー』(1998, 東洋経済新報社)は、NPO界隈の関係者のみならず、自治体職員・ビジネスパーソン等、多くの人々に「今」「ここ」の同時代性の中で指摘される諸課題の解決に向けて、白羽の矢が放たれたと言えるかもしれません。
 とはいえ、地域通貨とは何か?歴史的・社会的・文化的な側面から整理されている方は少ないのではないでしょうか。

今回の研究会では、滋賀県草津市・アメリカ合衆国ニューヨーク州イサカ市の事例もひもときながら、地域で財やサービスの対価として支払われる媒体として機能する地域通貨について概括します。そして、その結果「人」「モノ」「情報」などの域内循環によってもたらされる循環型社会の構造について参加者のみなさんと深めていければ、と考えています。みなさんとディスカッションをしていく中で、何かが「はじまる」機会になればいいな、と思っています。よろしくお願いします

略歴
 1975年静岡県出身。2000年3月、立命館大学大学院理工学研究科環境社会工学専攻博士前期課程修了。修士論文のテーマは「市民活動拠点施設における地域通貨導入による地域活性化に関する研究」。
 現在、財団法人大学コンソーシアム京都にて大学院時代より関わっているNPOインターンシッププログラムを担当。

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