お知らせ : CSRの先駆者が京都にやってくる!〜あの『社会起業家』(岩波新書)で絶賛されたマーリンさんのセミナー〜
掲載日時: 2005-9-28 18:07:00 (90884 アクセス)
秋の京都、10月24日・25日は京都でCSRを考えるセミナーを開催いたします。
アメリカを筆頭に、日本でも企業のみならず学校や団体といった組織の社会的責任(CSR:Corporate Social Responsibility) 、あるいは社会的責任投資(SRI:Socially Responsible Investment)への関心が大いに高まっています。そんな秋の夜長、CSRを考え、実行する機運を高める場をご案内します。
■連続セミナー「CSRの新しいながれと社会起業家」
CSRの先駆者が京都にやってくる!
〜あの『社会起業家』(岩波新書)で絶賛されたマーリンさんのセミナー〜
2005年10月24日(月)14:00〜16:30 at ぱるるプラザ京都
10月25日(火)18:30〜20:30 at ひと・まち交流館京都
最近日本でもCSR(企業の社会的責任)に対する関心が高まって来ています。
アメリカにおいて長年、企業の社会責任に対する評価や協働に取り組むNPOの活動を続け、この分野では第一人者と目されている、アリス・テッパー・マーリン女史を日本へ招き、CSRや社会的企業に関する最新のお話を聞くと共に、日米両国の意見交換を通じてお互いの発展を図ります。(通訳あり)
●第1回講演会
テーマ:「CSRの新しいながれ」
〜サプライチェーンマネジメントと中国を含むアジアの事例を踏まえて〜
日時 :10月24日(月)14:00〜16:30
場所 :ぱるるプラザ京都 4階会議室(京都駅前)
http://www.mielparque.or.jp/kyt/kyt01.html
※このセミナーでは、企業・NPOが社会的に果たすべき説明責任、およびそれをステークホルダーがどう評価するかを考えます。特に、中国に進出する日本の企業は数多く、グローバル企業としての労働CSRの方向性が問われているため、SA8000の視点から関心の高まるサプライチェーン・マネジメントについて考えます。
●第2回講演会
テーマ:「NPOが社会にインパクトを持つためには?」
〜社会起業家マーリンさんと語る〜
日時 :10月25日(火)18:30〜20:30
場所 :ひと・まち交流館京都 3階第5会議室
(京都市下京区河原町五条下がる東側)
http://www.hitomachi-kyoto.jp/access.html
※ミセス・マーリンは、SAIの前身であるCEP(経済優先順位研究所)の設立以来30年以上におよぶNPO活動に従事しており、とくに「企業に社会責任を認知させたパイオニア」として知られています。このセミナーでは、直接ご本人からNPOや社会起業家についての意見を伺うと共に、参加者との意見交換も行います。
●参加費(各回とも)
一般:2000円、NPO関係者:1000円、学生、SCCJ会員:500円
※逐語通訳を行いますので、英語の出来ない方も安心してご参加下さい。
●定員(各回)
50名(要事前申込み)。定員になり次第申込みを締め切ります。
●申込み方法
・ホームページから: http://www.ksen.biz/csr/
・FAX:下記の内容を記載のうえ、FAXでも申込を受け付けます。
( )10月24日(月)のセミナーに参加します
( )10月25日(火)のセミナーに参加します
お名前
一般・NPO関係・学生、SCCJ会員<○をお付け下さい>
ご所属団体・会社
連絡先住所
TEL FAX e-mail
※参加申し込みに当たって、みなさまからお預かりする個人情報は、本講座
以外の目的で使用することはありません。
□主催
特定非営利活動法人日本サスティナブル・コミュニティ・センター(SCCJ)
http://www.sccj.com/
□企画・運営
京都ソーシャル・アントレ会(KSEN)
http://www.ksen.biz/
□助成
国際交流基金日米センター(CGP)
□後援(申請中を含む)
京都府 京都市 京都商工会議所 京都新聞社 KBS京都 京都文教大学
特定非営利活動法人きょうとNPOセンター 京都CSR研究会
□講師プロフィール
アリス・テッパー・マーリンさん(Ms Alice Tepper Marlin)
ウェルズレイ大学、ニューヨーク大学大学院卒業後証券アナリストを経て、1969年にSAIの前身であるCEP(Council on Economic Priorities)を設立。
以来33年間代表を務め、CEPは社会責任投資(SRI)の分野でパイオニアとなる。現在は、企業の労働環境や地域社会との連携を進めるための基準(SA8000)を設定したSAI(Social Accountability International)の代表を務める。またニューヨーク大学大学院客員教授として「市場・倫理・法」を担当する。
■特定非営利活動法人 日本サスティナブル・コミュニティ・センター 概要
1999年1月設立。「地域情報化、ベンチャー、NPOで元気なまちづくり」をキーワードに、ユニバーサルデザイン製品の開発支援や、医療・福祉機関の情報化支援プロジェクト「どこカル.ネット」、どこでもインターネットができる都市作りを目指す「みあこネット」などの事業を通し、地域市民による問題の解決を行っています。http://www.sccj.com/
■京都ソーシャル・アントレ会 概要
(略称:KSEN/ケーセン)は、京都を中心とした社会起業家(ソーシャル・アントレプレナー)のネットワークを構築し、いきいきとした活動をしている方々を応援する団体として、2004年10月22日に発足しました。
「ソーシャル・アントレ」の輪を広げていることで、さまざまな分野に新しい風を起こせれば、と願っています。会員は、社会起業家、企業人、研究者、学生やNPO関係者など多様な人材が集まっています。http://www.ksen.biz/
ここから、東京での開催のご案内です。
■CSRの新しい流れ:アジアにおけるサプライチェーン・マネジメント
2005年10月21日(金)14:00〜17:00 at 国際協力銀行本店
日本においても、CSRは、法的遵守の範囲を超えた「持続可能な発展」に寄与する企業経営のあり方とみなされるようになってきました。
本セミナーでは、1960年代より、企業活動の社会的評価に取り組んできたマーリン氏が、米国でのCSR最新動向に加え、中国を中心としたアジアの具体的な事例を中心に労働分野に関するサプライチェーン・マネジメントについて、基調講演を行ない、専門家の方々とのパネルディスカッションを行います。
なぜCSRが普遍的な規準と結びついてきたのか、どのようにCSR投資を考えるべきなのか、グローバル企業が取り組むCSRについて、ディスカッションを行ないます。
□日時 :2005年10月21日(金)14:00〜17:00
□場所 :国際協力銀行本店9階講堂
(東京都千代田区大手町1-4-1、東西線竹橋駅出口3b)
□主催 :CAC−社会起業家研究ネットワーク
京都ソーシャル・アントレプレナー・ネットワーク(KSEN)
特定非営利活動法人日本サスティナブル・コミュニティセンター
財団法人海外投融資情報財団(JOI)
□助成 :国際交流基金日米センター(CGP)
□後援 :国際協力銀行(JBIC)
□使用言語:基調講演は英語。但し日英の資料をご用意します。
パネルディスカッションは日本語(マーリン氏の発言のみ逐次通訳付)。
□参加費:無料
●プログラム/
14:00-14:10 開会挨拶/
14:10-15:00 【基調講演】
【サプライチェーン・マネジメントとSA8000:CSRの新しい流れと中国の事例】
アリス・テッパー・マーリン(SAI 代表)
15:00-15:15 ブレイク/Break
15:15-16:30
【パネルディスカッション】
●パネリスト
・アリス・テッパー・マーリン(SAI 代表)
・岡田 仁孝(上智大学 教授、比較文化研究所 所長)
・木村 卓郎(国際金融公社(IFC) 東京事務所副所長)
・鈴木 均(日本電気株式会社 CSR推進本部 総括マネジャー兼社会貢献室長)
モデレーター/ 川本 卓史(京都文教大学教授、KSEN代表)
16:30-17:00 質疑応答/Questions & Answers
総合司会:安間 匡明(海外投融資情報財団(JOI) 事業企画部長)
●申込み方法
東京開催分のお申し込みは、CAC事務局で受け付けております。
参加ご希望の方は、別添申込書にご記入の上、CACに10月14日(金)迄にメールにてCAC事務局に問い合わせください。info@cacnet.org
申込書はCACホームページ http://cacnet.org/
から入手ができます。
また、土曜日には社会起業家アリス・マーリンさんを囲む円卓会議を以下の通り開催します。
NPOが社会にインパクトをもつためには?
〜市民の“SRI”を考える〜
■日時:2005年10月22日(土)13時半〜16時半
■会場:【キャンパス・イノベーション・センター】5Fリエゾンコーナー
東京都港区芝浦3-3-6、東京工業大学敷地内
JR山手線・京浜東北線 田町駅から徒歩1分、都営三田線・浅草線 三田駅から徒歩5分
http://www.osipp.osaka-u.ac.jp/tokyooffice/map.html
マーリンさんは、米国において、消費者運動盛りの頃、CEPを設立し、企業の社会性を評価することで市民の消費を変え、企業を変える方法をとりました。その後、グローバルゼーションの流れの中でSAIを設立し、労働CSRへと彼らの非営利活動を発展させてきました。NPOの発展段階には、社会の支援と支持が不可欠でした。9.11以後、米国では非営利組織への資金調達が危機的状況を迎えています。彼女が直面しているアカウンタビリティ、信頼性などの視点から、NPOが社会にインパクトを与えるためにはどうすればいいのか、実績に基づいたお話を頂戴します。本セミナーでは、質疑応答を中心に行います。NPOのリーダー、マネジメントに携わる方と、フランクに意見交換する機会としたいと思います。
■通訳:日英逐語訳(待場智雄)
■参加費:1000円(当日申し受けます)
■定員:40名
■主催:京都ソーシャル・アントレプレナーネットワーク(KSEN)http://www.ksen.biz/
CAC-社会起業家研究ネットワークhttp://cacnet.org
日本サスティナブル・コミュニティ・センター(SCCJ)http://www.sccj.com/
■助成:国際交流基金日米センター(CGP)
■後援:社会的責任フォーラム(SIF−Japan)http://www.sifjapan.org/
■進行
13時半 開始
13時35分〜14時45分 アリス・マーリンさんより基調講演、問題提起(逐語訳)
14時45分〜15時10分 コメント
* Dr.ジョン・マーリン(NY市のチーフ・エコノミスト兼ニューヨーク大学大学院客員教授(企業倫理・CSR担当)
* SIF日本メンバーよりコメント
15時10〜15時25分 コーヒーブレーク
15時25分〜16時35分 質疑応答
16時40分 終了
■問合せ及び申し込み
下記の必要事項をお書き添えのうえ、以下のメールアドレス(CAC事務局)に送信ください。
seminar@cacnet.org
※ご氏名(和文、英文)
※ご所属(和文、英文)
※連絡先
※ご質問等ご自由にお書きください。
投稿された内容の著作権はコメントの投稿者に帰属します。