第20回京都研究会は「少子高齢化・人口減少社会に対して、私達はICTで何が出来るか」をテーマに開催することといたしました。
2015年の国勢調査によれば日本の総人口は1 億2,709 万人でしたが、厚生労働省社会保障・人口問題研究所の推計では、出生中位と仮定した結果によりますと、総人口は、2040年の 1 億 1,092 万人を経て、2053年には 1 億人を割って 9,924 万人となるという長期減少過程をたどるとされています。そして、50年後の2065年には 8,808 万人になるものと推計されているのです。
この人口減少は、全国一律に進むのではなく、地域ごとに人口減少社会の現れ方が大きく異なります。日本創生会議の消滅可能性都市の推計(2014年)では、2040年には日本全国1700あまりの市町村のうち約半数が人口を再生産できない状況となるといい、消滅の可能性がある市町村と分類されています。その一方では、東京を始めとする大都市圏では人口高齢化が急速に進み、その構造変化への対応が喫緊の課題となっています。
こうした問題に対して、日本国政府はSociety 5.0 を掲げて、技術革新と高度情報基盤を装備した新たな社会像を提示して、社会経済の刷新を訴えています。AIやIoTの進展やその予想からすれば、われわれの社会が大きく変革される可能性があります。
第20回京都研究会では、こうした未来への可能性をICTによってどのように開いていくことができるのか、地域や情報技術のイノベーションによって何が可能となるのかを探ってみたいと考えています。
SCCJ代表理事 新川 達郎
2019年1月25日(金) 13:00~
受付開始:12:30
第1部 研究会 |
※本研究会の現時点における下記の演者・演題名は、変更の可能性がありますことをご了承下さい。 |
13:00~13:05 |
開会挨拶:新川 達郎(同志社大学大学院総合政策科学研究科教授/NPO法人日本サスティナブル・コミュニティ・センター代表理事) |
13:05~13:50 |
(仮)ICTが開く地域社会の未来~徳島県神山町の事例から |
●講演:新川 達郎(同志社大学大学院総合政策科学研究科教授/NPO法人日本サスティナブル・コミュニティ・センター代表理事)
佐野 淳也
氏(同志社大学政策学部准教授)
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13:50~14:20 |
人口減少社会における地域農業の課題と展望~ICT化の鍵とは~ |
●講演:隅岡 敦史 (NPO法人日本サスティナブル・コミュニティ・センター理事)
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14:20~15:10 |
小規模サービス業の生産性向上に資するスマホだけで可能な業務支援 |
●講演:竹原 司 (インフォグリーン株式会社代表取締役/株式会社デザイン・クリエィション最高顧問/NPO法人日本サスティナブル・コミュニティ・センター副代表理事)
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15:10~15:25 |
休憩 |
15:25~16:15 |
少子高齢化・人口減少社会に対して、私達はICTで何ができるか?~スマートグラスについて~ |
●講演:北岡 有喜 (京都医療センター医療情報部長/NPO法人日本サスティナブル・コミュニティ・センター顧問)
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16:15~16:20 |
ステージ調整 |
16:20~16:50 |
会場参加者・演者を交えた総合討論会
『少子高齢化・人口減少社会に対して、私達はICTで何ができるか?』 |
●コーディネータ
新川 達郎(同志社大学大学院総合政策科学研究科教授/NPO法人日本サスティナブル・コミュニティ・センター代表理事)
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16:50~ |
閉会挨拶:竹原 司 (インフォグリーン株式会社代表取締役/株式会社デザイン・クリエィション最高顧問/NPO法人日本サスティナブル・コミュニティ・センター副代表理事) |
閉会後~18:00 |
第2部 演者を交えた分科会(茶話会)
会場:同会場 |
※当研究会の問い合わせに関しては、会場ではなくSCCJ事務局(電話:075-645-7484)へご連絡ください。
場所:同志社大学烏丸キャンパス
志高館SK289教室
住所:京都市上京区烏丸通上立売上る相国寺門前町647-20
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参加種別
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一般
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SCCJ個人会員,どこカル.ネット団体・企業会員および地方公共団体職員の方 |
第1部研究会のみ参加(13:00~) |
1,000円
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無料
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第1部研究会、分科会(閉会後~18:00)
すべて参加 |
2,000円
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無料
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※単位:円(税込み表示)
※一般参加費の1,000円とSCCJの個人会員の年会費1,000円は同額ですので、参加費用としてではなく、
SCCJ個人会員としてお支払いされることをお奨め致します。
特定非営利活動法人日本サスティナブル・コミュニティ・センター(SCCJ)
京都市、京都新聞、ITコンソーシアム京都
● 主催団体について
1999年1月17日設立。コミュニティの情報化推進による、21世紀の人材育成、社会性のあるビジネスインキュベーション、緩やかな雇用の創出により循環型コミュニティの構築を行い、物心ともに健全で豊かな社会の形成を目指しています。
●お問い合わせ
京都研究会に関するお問い合わせ、また当日の取材に関するお問い合わせ。
TEL:075-645-7484, FAX:075-645-7488 info@sccj.com
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